2025年現在、世界中で圧倒的な人気を誇るジャクソンワン。Number_iとのコラボで日本でも注目を集める彼は一体何者なのか。
元フェンシング選手からK-POPアイドル、そして世界的ソロアーティストへと駆け上がった異色の経歴と人気の理由を徹底解説します。
ジャクソンワンとは何者?プロフィールと経歴
基本プロフィール
- 本名:ワン・ガイ(王嘉爾/Wang Ka Yee Jackson)
- 生年月日:1994年3月28日(31歳)
- 出身地:中華人民共和国 香港特別行政区
- 身長:174cm
- 言語:中国語、韓国語、英語が堪能
異色の経歴:フェンシング選手からK-POPアイドルへ
ジャクソンワンの最大の特徴は、その異色の経歴にあります。両親ともにスポーツ界のトップアスリートという環境で育ち、母親は世界体操選手権の金メダリスト、父親は香港代表フェンシングチームの元コーチでアジア大会金メダリストです。
10歳からフェンシングを始めたジャクソンは、2011年にアジアジュニアおよびカデットフェンシング選手権で1位を獲得するなど、オリンピック出場を目指す有望選手でした。
しかし、高校生の時にJYPエンターテインメントのオーディションで2000分の1という倍率を勝ち抜き合格。両親の反対を押し切り、17歳で韓国に渡り練習生生活をスタートさせます。
GOT7でのK-POPデビュー
約2年半の練習生期間を経て、2014年1月に多国籍ボーイズグループ「GOT7」のメンバーとしてデビュー。メインラッパーとして活躍し、グループは韓国のみならず世界中で人気を集めました。
ソロアーティストとしての飛躍
2017年、ジャクソンは自身の個人事務所「TEAM WANG」を設立し、本格的にソロ活動を開始。中国でリリースしたソロデビューシングル「Papillon」は中国チャートで1位を獲得し、アジア人ラッパーとして初めて「WORLDSTAR HIPHOP」に掲載されるなど、快進撃を続けています。
2022年にリリースした1stアルバム「MAGIC MAN」は全米アルバムチャート15位を記録。2025年には待望の2ndアルバム「MAGIC MAN 2」のリリースを控え、ワールドツアーも開催中です。
ジャクソンワンはなぜ人気?5つの理由
1. 圧倒的な音楽性とパフォーマンス力
ジャクソンワンの音楽は、R&Bやヒップホップをベースにしながらロックやエレクトロニックの要素を融合させた独自のスタイルが特徴です。歌唱力、ラップ、ダンスのすべてにおいて高いレベルを誇り、ライブパフォーマンスでは観客を魅了する圧倒的な存在感を放ちます。
2024年と2025年には、アメリカ最大の音楽フェス「コーチェラ」に2年連続で出演するなど、アジア出身アーティストとして世界的な評価を獲得しています。
2. ファッションアイコンとしての地位
ジャクソンワンは音楽だけでなく、ファッション界でも絶大な影響力を持っています。ルイ・ヴィトン、カルティエ、フェンディといった世界的ハイブランドのアンバサダーを歴任。2024年にはナイキとジョーダンブランドのクリエイティブディレクターにも任命されました。
自身のファッションブランド「TEAM WANG design」も展開し、デザイナーとしての才能も発揮しています。公私ともにハイセンスなスタイリングで、SNS総フォロワー数は1億人を超えています。
3. 多才なクリエイター
ジャクソンワンは、歌手、ラッパー、ダンサー、作曲家、ビデオディレクター、ファッションデザイナー、起業家と、多方面で才能を発揮するマルチクリエイターです。
「TEAM WANG」では音楽制作、アーティストマネジメント、ファッションとライフスタイル商品のデザインと販売など、幅広い事業を展開。クリエイティブなビジョンと世界観を反映したビジネスで成功を収めています。
4. 人間性と「神対応」エピソード
ジャクソンワンの人気を支えるもう一つの大きな要素が、その優しい人間性です。ファンや関わる全ての人に対する「神対応」は数多くのエピソードとして語られています。
移動中に女性ファンを押した男性記者に「2度と女の子を押さないで」と毅然と言った姿や、ソウルの繁華街で車を停めて困っているおばあさんを助けた姿が目撃されるなど、スターでありながら誠実で優しい人柄がファンの心を掴んでいます。
5. 国境を超えたグローバルな活動
香港出身でありながら韓国でK-POPアイドルとしてデビューし、中国を拠点にソロ活動を展開、そしてアメリカやヨーロッパでも高い評価を獲得。複数の言語を操り、様々な国のアーティストとコラボレーションを重ねるジャクソンワンは、まさに「文化の架け橋」として機能しています。
「エンターテインメントこそが世界共通の言語」という信念のもと、国籍やバックグラウンドの境界線を越えて活動する姿勢が、世界中のファンから支持されています。
日本との関係:Number_iとのコラボで再注目
2025年4月、ジャクソンワンは日本の人気グループNumber_iとコラボ楽曲「GBAD」をリリースし、日本でも大きな話題となりました。このコラボは、平野紫耀らNumber_iのメンバーとルイ・ヴィトンのファッションショーで出会ったことがきっかけです。
ジャクソンは最近日本語の勉強にも力を入れており、「Number_iのメンバーになれたらいいね」とジョークを交えて語るなど、日本への親しみを示しています。
実は、GOT7時代の2017年以降、ジャクソンは日本での活動に参加していない時期がありましたが、ソロアーティストとして新たな形で日本のファンとつながりを持ち始めています。
まとめ:世界を魅了し続けるジャクソンワン
ジャクソンワンは、フェンシング選手という異色の経歴からK-POPアイドル、そして世界的ソロアーティストへと飛躍を遂げた稀有な存在です。
圧倒的な音楽性とパフォーマンス力、ファッションアイコンとしての影響力、多才なクリエイティビティ、そして何より誠実で優しい人間性が、彼の人気を不動のものにしています。
2025年の2ndアルバム「MAGIC MAN 2」のリリースとワールドツアーを控え、ジャクソンワンの勢いはさらに加速しています。音楽、ファッション、ビジネスと多方面で世界を魅了し続ける彼の今後の活躍から目が離せません。



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