「長袖をください」元ネタは?ユニクロ広告の女性はダイアン津田の母!2025流行語ノミネート

芸能
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2025年11月5日、『現代用語の基礎知識 選「2025 T&D保険グループ新語・流行語大賞」』のノミネート30語が発表され、お笑いコンビ・ダイアンの津田篤宏さんが発した「長袖をください」が選出されました。

政治や社会問題を反映した言葉が多い中、バラエティ番組から生まれたこの言葉がノミネートされたことで、SNS上では大きな反響が広がっています。

トップテンの発表は2025年12月1日に行われる予定で、津田さんの名言が大賞を獲得するか注目が集まっています。

元ネタは『水曜日のダウンタウン』の「名探偵津田」第3弾

企画の概要

「長袖をください」は、TBS系バラエティ番組『水曜日のダウンタウン』の人気企画「犯人を見つけるまでミステリードラマの世界から抜け出せないドッキリ、めちゃしんどい説」、通称「名探偵津田」第3弾で生まれました。

2024年12月11日と18日の2週にわたって放送されたこの回は、「怪盗vs名探偵〜狙われた白鳥の歌〜」というサブタイトルで展開されました。

「長袖をください」が生まれた経緯

津田さんは当初、「有名人の卒業アルバム、その地元に行けば意外とすんなり手に入る説」のプレゼンターとしてスタジオに登場しました。しかしこれは企画の入り口に過ぎず、VTR終了後にゲスト出演していたアンガールズ・田中卓志さんが突然射殺され、ミステリードラマの世界がスタートします。

事件の真相を追う中で、津田さんは新潟行きの新幹線チケットを発見。しかし、収録翌日には「浜田雅功さんとのCM撮影で沖縄ロケ、ギャラ1000万円」という嘘の仕事を聞かされていたため、津田さんは半袖の衣装しか持っていませんでした。

真冬の新潟へ向かうことになった津田さんは、マネージャー役の女性に対して「長袖を取りに帰りたい」「長袖を買わせてくれ」と何度も訴えました。しかし番組スタッフは頑として受け入れず、押し問答が続きます。

そして津田さんが切実な表情で放ったのが「長袖をください」という一言でした。さらに「じゃあユニクロ寄ってください」とも発言し、スタジオを大爆笑の渦に包みました。

誰が「長袖をください」と言ったのか

この言葉を発したのは、お笑いコンビ・ダイアンのボケ担当である津田篤宏さんです。津田さんは「ゴイゴイスー」のフレーズでも知られる人気芸人で、『水曜日のダウンタウン』では「名探偵津田」シリーズで主役を務めています。

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「長袖をください」がユニクロの広告に繋がった奇跡

ユニクロ公式が反応

2025年5月6日、ユニクロの公式X(旧Twitter)アカウントが突如「ユニクロ寄ってください」とだけ投稿し、ファンの間で大きな話題となりました。これは明らかに『水曜日のダウンタウン』での津田さんの発言を意識したものでした。

母の日キャンペーンに起用

そして翌5月7日、ユニクロは2025年「母の日」キャンペーンに津田さんと実母・きみ子さんを起用したことを発表しました。新聞広告や公式ホームページ、SNSで展開され、Web動画「UNIQLOで母の日のプレゼントを贈る津田さん」も公開されました。

この広告展開は、ユニクロの歴代キャンペーン投稿の中で最も多いインプレッション数を記録し、2025年7月時点で2300万回を超えています。

女優・女性は誰?津田の母・きみ子さん

ユニクロの広告に登場した女性は、津田さんの実母である津田きみ子さんです。きみ子さんは『水曜日のダウンタウン』の「名探偵津田」第3弾でも「怪盗ダイア」役として出演しており、息子とのかけ合いが微笑ましいと評判になりました。

ユニクロの広告では、津田さんが母にTシャツをプレゼントする様子が描かれ、普段は見せない親子の温かい絆が話題を呼びました。

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「名探偵津田」シリーズの人気

「名探偵津田」は2023年1月に第1弾が放送されて以来、シリーズ化された人気企画です。津田さんがミステリードラマの世界に巻き込まれ、犯人を見つけるまで企画が終わらないという設定で、津田さんの切実な訴えやツッコミがお茶の間を沸かせてきました。

第3弾では新潟県のロッテアライリゾートがロケ地として使用され、「長袖をください」以外にも「1の世界と2の世界」という独特の世界観を表現する迷言も生まれました。

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まとめ:「長袖をください」が示す2025年のトレンド

「長袖をください」という一見シンプルな言葉が、流行語大賞にノミネートされ、さらには大手企業ユニクロの広告起用にまで繋がったことは、2025年のエンターテインメント界における大きな出来事です。

バラエティ番組での自然な発言が、SNSを通じて拡散され、企業とのコラボレーションを生み出すという現代的な流れを象徴する事例となりました。12月1日のトップテン発表で、この言葉がどこまで評価されるのか、引き続き注目が集まっています。

津田さんの「長袖をください」は、単なる面白い発言を超えて、2025年を代表する文化現象の一つとなったのです。

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