マヒトゥ・ザ・ピーポーは何者?GEZANのフロントマンとして注目される多彩なクリエイター

芸能
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1989年生まれの島根県出身で、本名は非公開 。音楽バンド「GEZAN」のフロントマンとして活動するだけでなく、小説家、映画監督としても活躍する多才なクリエイターです。

2009年に大阪でGEZANを結成し、その独特な表現スタイルで若者を中心に支持を集めてきました。2026年3月には念願の日本武道館公演を控えており、インディーズシーンから大きな注目を浴びています。

この記事でわかること

  • マヒトゥ・ザ・ピーポーの経歴とプロフィール
  • GEZANの活動と音楽性の特徴
  • 武道館公演までの道のりと最新活動

マヒトゥ・ザ・ピーポーのプロフィール

基本情報

  • 芸名: マヒトゥ・ザ・ピーポー
  • 本名: 非公開
  • 生年: 1989年
  • 年齢: 36歳(2025年時点)
  • 出身地: 島根県
  • 主な活動: GEZAN(ボーカル・ギター)、NUUAMM、ソロ活動、小説家、映画監督

本人はインタビューで「本名より”マヒトゥ・ザ・ピーポー”という名前の方が自分を飲み込んでしまった」と語っており、名前を”創作人格”として使っているスタンスです。学歴については公表されておらず、形式的な肩書きよりも作品や表現で自分を語るスタイルを貫いています。

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GEZANとは?バンドの歴史と活動

2009年に大阪で結成されたオルタナティブロックバンドで、結成時は「下山(Gezan)」という表記でした。2012年のフジロックフェスティバル新人公募ステージ「ROOKIE A GO-GO」への参加を機に活動拠点を東京へ移すなど、着実にキャリアを築いてきました。

GEZANの主な活動歴

  • 2009年: 大阪で結成
  • 2012年: フジロックフェスティバル出演、活動拠点を東京へ
  • 2014年: 青葉市子とのユニットNUUAMMを結成
  • 2016年: メンバー脱退により一時活動休止
  • 2020年: アルバム『狂(KLUE)』リリース
  • 2021年: 新ベーシスト・ヤクモアが加入、アルバム『あのち』リリース
  • 2024年: 初の中国5都市ツアー、台湾公演を実施
  • 2026年3月14日: 日本武道館での単独公演『独炎』開催予定

独自の視点とスタイルで活動を続ける傍ら、レーベル「十三月」を主宰しており、バンド活動と並行してインディペンデントな音楽シーンの支援にも力を入れています。

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音楽だけにとどまらない多彩な表現活動

マヒトゥ・ザ・ピーポーの魅力は音楽活動だけではありません。

文筆活動

2019年5月に初の小説『銀河で一番静かな革命』を幻冬舎から出版 。この作品では4人の若者の内面を丁寧に描きながら、革命とは何かを問いかける内容となっています。その他にも写真集やエッセイなど、複数の著作を発表しています。

主な著作

  • 『銀河で一番静かな革命』(幻冬舎、2019年)
  • 『ひかりぼっち』佐内正史(写真)共著(イースト・プレス、2020年)
  • 『みんなたいぽ』荒井良二(イラスト)共著(ミシマ社、2023年)

映画監督としても活躍

2022年には初監督映画『i ai(アイアイ)』を公開するなど、映像制作にも挑戦しています。

レーベル運営と社会活動

音楽レーベル「十三月」を主宰し、入場フリーの投げ銭制フェス「全感覚祭」を2014年から開催。既存の音楽ビジネスの枠組みにとらわれない、自由な表現の場を作り続けています。

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2026年3月、武道館公演への挑戦

2026年3月14日(土)、GEZANにとって初となる日本武道館での単独公演『独炎』が開催 されます。本公演のポスターは日本を代表する写真家・森山大道がメンバーを撮影し、映画ポスター界の寵児・大島依提亜がデザインを手がけた という豪華な布陣です。

公演詳細

  • 日時: 2026年3月14日(土) 開場17:30/開演18:30
  • 会場: 日本武道館
  • 料金: 指定席8,000円/指定席(U-23)4,000円

インディペンデントバンドとして武道館公演を実現することは、音楽業界においても大きな意味を持ちます。武道館公演と並行して『集炎』と題された47都道府県ツアーの開催も決定 しており、全国のファンと直接つながる機会を大切にしています。

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社会的発信とスタンス

マヒトゥ・ザ・ピーポーは音楽活動だけでなく、社会問題に対しても積極的に発言しています。「人間は混乱した生き物です。僕自身も朝と夜で考えが変わる日もあれば、毎日楽しいなって時もあるし、全てが最悪の時代だと落ち込むこともあります」 と、人間の複雑さを認めながら表現を続けるスタンスを貫いています。

SNSでも時事問題に対して率直な意見を発信しており、その姿勢が賛否両論を呼ぶこともありますが、一貫して自分の信念を曲げない姿勢が多くの支持者を惹きつけています。

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まとめ:「何者でもない何か」を目指すアーティスト

マヒトゥ・ザ・ピーポーは、ただのロックバンドのフロントマンではなく、音楽・文学・映画と幅広い表現を行うクリエイターです。「マヒトゥ・ザ・ピーポーって自分じゃない感覚もあるし、褒められてもいまだに自分のことじゃないみたい。ある意味、戦隊ものの着ぐるみに近い」 と語るように、自分自身を虚構の存在として捉えることで、より自由な表現を追求し続けています。

2026年の武道館公演は、その活動の集大成となる重要な節目です。GEZANとマヒトゥ・ザ・ピーポーの今後の活動から、ますます目が離せません。

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