現在、自民党の重鎮として活躍する茂木敏充氏。東大・ハーバード出身という輝かしい学歴を持ち、政界きっての頭脳派として知られています。しかし、その天才ぶりは学歴だけではありません。
今回は、茂木氏の驚くべき能力と数々の伝説的エピソードをご紹介します。
この記事でわかること
- 茂木敏充氏の驚異的な記憶力と天才的な能力の秘密
- 東大入試での衝撃エピソードと学生時代の逸話
- 最新の政治活動と外務大臣としての役割
茂木敏充の学歴と経歴
茂木敏充氏は1955年、栃木県足利市に生まれました。小学校は4年生まで分校、その後本校へ転校という、決して恵まれた環境とは言えないスタートでした。
華麗なる学歴
- 栃木県立足利高等学校卒業
- 東京大学経済学部卒業
- ハーバード大学ケネディ行政大学院修了
大学卒業後は世界的コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーに勤務し、その後ハーバード大学院に留学。1993年に衆議院議員に初当選してから、2025年現在まで11期連続当選を果たしています。
天才エピソード①:東大入試で1時間遅刻しても合格
茂木氏の最も有名な伝説が、東大入試当日の大遅刻エピソードです。
試験当日、朝が苦手だった茂木氏は寝坊してしまい、1時間遅れて試験会場に到着しました。すでに1科目目の国語が始まっており、受験時間が大幅に削られた状態でした。
通常なら絶望的な状況ですが、茂木氏はそれでも見事に東大に現役合格を果たしたのです。しかも、受験したのは東大のみという自信ぶりでした。
天才エピソード②:フォトグラフィックメモリーの持ち主
茂木氏が天才と呼ばれる最大の理由は、その驚異的な記憶力にあります。
茂木氏は「フォトグラフィックメモリー(瞬間映像記憶)」という特殊能力の持ち主とされています。これはカメラで撮影するように、見たものを映像として正確に記憶できる能力です。
――「写真を撮るように記憶するフォトグラフィック・メモリーの人」という茂木評があるが、これは本当?
〈そうですね(苦笑)……それに近いものはあるのかも知れません。映像で物事を記憶するというか、文章も映像で見ます。たとえば、一度資料を見て「ここを直して」と指示した後、返ってきたものを確認するときも、文章を読むというより、映像で見ます。
たとえば、いつも暗い色のスーツの同僚が急に明るい色を着て来たら、見た瞬間「おっ!」とわかるじゃないですか。それと一緒です。「読む」というより「見る」。パッと資料を見て「あ、直ってるね」と。本当に1秒、2秒ですよ。〉
文春オンライン2022.10
記憶力の凄さ
教科書を一度見ただけで、どのページに何の写真があり、どんな文章が書かれていたかまで記憶できたといいます。この能力により、効率的な学習が可能となり、東大合格の大きな武器となりました。
政治ジャーナリストの田崎史郎氏も、茂木氏について「これまで見てきた政治家の中で一番頭がいい」と評しています。
天才エピソード③:苦手科目があっても東大合格
意外なことに、茂木氏にも苦手科目がありました。
高校1年生のとき、物理のテストで100点満点中わずか15点を取ってしまい、理系進学を断念。その後文系に転向しましたが、数学も得意ではなかったそうです。
それでも東大に現役合格できたのは、得意科目である国語や社会科で圧倒的な点数を取り、苦手科目をカバーしたからです。茂木氏自身も「苦手科目を勉強してもうまくいかない。得意科目を伸ばして成功体験を積むことが大切」と語っています。
天才エピソード④:安倍元総理からのお墨付き
茂木氏の頭脳は、同期の政治家からも高く評価されています。
故安倍晋三元総理は、あるパーティーで「同期一番の男前は岸田文雄、一番頭がいいのは茂木敏充、そして性格が良いのが安倍晋三と言われている」と発言し、会場の笑いを誘いました。
これは冗談めかした発言ですが、茂木氏の知性を認めた率直な評価でもあります。
天才エピソード⑤:トランプ前大統領も認めた交渉力
茂木氏の能力は、国際舞台でも発揮されています。
外務大臣として日米貿易交渉を担当した際、ハーバード大学院で培った英語力と交渉スキルで、トランプ前大統領から「タフネゴシエーター(手ごわい交渉相手)」と評されました。
経済再生担当大臣時代には、TPP11か国をまとめてチリで署名式を行う際、国会会期中のため0泊4日の強行スケジュールで往復したという逸話もあります。
官僚に恐れられる「茂木トリセツ」
高い能力を持つ一方で、茂木氏は官僚に対して非常に厳しいことでも知られています。
政策通で官僚に求めるレベルが高く、ミスに対しては厳しく叱責することから、官僚の間では「茂木さん対処マニュアル」や「茂木トリセツ」と呼ばれる対応マニュアルが作成され、共有されているといいます。
報道によると、このマニュアルには栄養ドリンクは「メガシャキ」、水は「エビアン」が推奨されるなど、細かい指定が記されているとされています。ただし、茂木氏本人は2024年のインタビューで、普段は「南アルプスの天然水」を飲んでいると述べています。
ディレクター「ちなみにエビアンじゃないと怒られるというのは?」
茂木氏「水は何でも飲みます。冷蔵庫には『南アルプスの天然水』が入ってます」
MC鈴木「けっこう尾ひれはひれついてるんですね!(笑)」
茂木氏「ペヤングだけ食べるわけじゃありません(笑)」
茂木氏は「官僚の人が気に掛けてくれるのはありがたいんですけど」と前置きしながら、「水資源が枯渇するのは深刻な問題だと思いますけれど、エビアンがなかったら生きていけないということはありません」と笑います。
選挙ドットコム
2025年最新動向:外務大臣に再任
茂木氏は2024年10月の衆議院選挙で11期目の当選を果たしました。
その後、2025年9月に石破茂首相の退陣表明を受けて実施された自民党総裁選挙に立候補。5人の候補者の中で5位という結果に終わりましたが、10月21日に成立した高市早苗内閣で外務大臣に再任されました。
安倍政権時代に日米貿易交渉を担当した経験が評価され、日米関税合意の履行に向けた米国との調整も担当することになっています。
茂木氏の政策ビジョン
2025年の総裁選で茂木氏が掲げた主な政策には、以下のようなものがあります。
経済政策
増税に頼らず経済成長によって財源を確保する方針を示しています。「税率を上げないと税収は上がらないという考え方が財務省の古い発想」と批判し、防衛力増強や子育て支援の財源も経済成長で賄うべきだと主張しています。
地方創生
半導体製造拠点やデータセンターを地方に誘致し、戦略分野での雇用創出を目指しています。また、地方大学の特色ある分野を最先端レベルに引き上げる支援も提案しています。
社会保障改革
デジタル技術を活用し、高齢者でも余力のある人には負担を求める一方、若い世代でも生活困難な人への支援を拡大する方針です。
まとめ
茂木敏充氏は、フォトグラフィックメモリーという特殊能力と、東大・ハーバード出身の高学歴を武器に、日本の政治の中枢で活躍し続けています。
東大入試での遅刻エピソードや、トランプ前大統領に認められた交渉力など、数々の伝説を持つ茂木氏。その厳しさから官僚に恐れられる一面もありますが、それは完璧を求める姿勢の表れとも言えるでしょう。
2025年10月に外務大臣に再任され、今後も日本外交の重要な舵取り役として活躍が期待されています。茂木氏の今後の動向から目が離せません。



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