世界平和統一家庭連合（旧統一教会）の第14代会長を務める田中富広氏について、年収や自宅などプライベートな情報に関心が集まっています。2025年12月現在の最新情報をもとに、田中富広会長の実態を詳しく解説します。
この記事でわかること
- 田中富広会長の推定年収と収入源の詳細
- 自宅の所在地に関する情報と現在の居住地
- 会長就任までの経歴と家族構成
田中富広会長のプロフィール
田中富広氏は1956年3月4日生まれで、2025年現在69歳です。北海道北広島市出身で、北海学園大学工学部建築学科を卒業しています。
大学在学中の1976年2月12日に統一教会に入信し、その後一貫して教団内でキャリアを積んできました。2020年10月13日に世界平和統一家庭連合の第14代会長に就任し、現在に至ります。
なお、2025年12月5日時点の最新報道によると、田中富広会長は近く辞任する予定であることが関係者への取材で明らかになっています。高額献金の「補償委員会」設置などを区切りとして、記者会見で辞任を表明する見込みです。
田中富広会長の年収はいくら？
推定年収は600万円から4000万円の間
田中富広会長の年収については、公式な発表はありません。しかし、複数の情報源から推定することができます。
元信者による情報では、前任の徳野英治会長の年収が約600万円だったとされています。この情報が正しければ、田中会長も同程度の可能性があります。
一方で、宗教団体の規模から推定すると、年収4000万円程度という説もあります。統一教会は年間約500億円の収入があるとされ、一般的な宗教法人の幹部報酬から類推すると、このような金額も現実的です。
収入源について
統一教会の主な収入源は以下の通りです。
- 信者からの献金（収入の10分の1を推奨）
- 霊感商法関連の売上
- 合同結婚式の参加費
- その他関連事業収入
ただし、教団の方針として、日本で集めた献金の多くは韓国本部に送金されているため、日本の幹部の取り分は相対的に少ない可能性も指摘されています。
年収2億円超えという噂の真相
ネット上では「年収2億円超え」という噂も存在しますが、これは信者から集めた莫大な献金額から推測された数字であり、確証はありません。
内部資料によると、2011年度の収入総額は594億円で、そのうち人件費を含む運営費が196億円でした。この中に幹部報酬も含まれていると考えられますが、具体的な配分は不明です。
田中富広会長の自宅はどこ？
東京都内に居住している可能性が高い
田中富広会長の自宅の詳細な住所は公開されていません。しかし、以下の理由から東京都内、特に渋谷区周辺に居住している可能性が高いと推測されます。
- 統一教会の日本本部が東京都渋谷区松濤にある
- 1989年から調布教会の教会長を務めていた経歴がある
- 会長職の職務上、本部近くに居住する必要性がある
自宅が奈良県という噂は誤り
インターネット上で「自宅が奈良県」という情報が流れていますが、これは安倍晋三元首相の銃撃事件が奈良県で発生したことから生まれたデマです。
田中会長が奈良県に自宅を構えるメリットは考えにくく、この情報は事実ではないと考えられます。
豪邸に住んでいるという噂
年収や教団の資産規模から、「豪邸に住んでいるのではないか」という憶測もありますが、具体的な証拠や写真は一切公開されていません。
田中会長は警戒心が強く、プライベートな情報をほとんど明かさないため、自宅の様子については不明です。
田中富広会長の家族構成
結婚と子供について
田中富広会長は1982年10月14日、26歳の時に統一教会の6000組合同結婚式に参加し、結婚しました。
妻の名前は「美由紀」さんと言われていますが、一般の方のため詳細な情報は公開されていません。子供は息子が2人いるとされ、4人家族であると考えられています。
合同結婚式での出会い
統一教会の合同結婚式は、教祖の文鮮明氏がすべての相手を選び、信者たちが集まって結婚式を挙げるという形式です。多くの場合、式当日に初めて結婚相手と対面するケースもあると言われています。
田中会長と妻の美由紀さんも、この合同結婚式で出会い、そのまま結婚した可能性が高いとされています。
田中富広会長の経歴
大学在学中に入信
北海学園大学工学部建築学科在学中の1976年2月12日、20歳の時に統一教会に入信しました。
大学卒業後の1978年4月からは「全国大学原理研究会（CARP）」の支部長を務め、若手信者の勧誘と教育に携わりました。
教団内での出世
以下のような役職を歴任し、教団内で着実にキャリアを積んできました。
- 1982年10月：国際基督教学生協会（ICSA）幹事
- 1989年10月：調布教会教会長
- 1997年10月：統一教会青学部長
- 2001年4月：世界平和青年連合（YFWP）事務総長
- 2013年8月：統一教会青年学生局長
- 2015年1月：統一教会副会長
- 2020年10月：世界平和統一家庭連合第14代会長
解散命令への対応
2025年3月25日、東京地裁は旧統一教会に対して宗教法人法に基づく解散命令を決定しました。長期間にわたる不当な献金勧誘など民法上の不法行為があったとして、文部科学省が地裁に解散命令を請求していたものです。
3月27日、田中会長は日本外国特派員協会で記者会見を開き、「解散命令を覆すことに最大限の力を投入していきたい」と述べました。
まとめ
田中富広会長の年収は600万円から4000万円の間と推定され、自宅は東京都内、おそらく渋谷区周辺にあると考えられます。
1956年生まれの69歳で、大学時代から統一教会一筋に活動してきたエリート信者です。妻の美由紀さんと息子2人の4人家族ですが、プライベートな情報はほとんど公開されていません。
2025年12月現在、高額献金問題への対応として辞任する方向で調整が進んでおり、今後の動向が注目されています。
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