TBSの人気アナウンサー南波雅俊さんは、スポーツ実況とB’zのモノマネで視聴者を魅了しています。そんな彼の華麗な学歴の背景には、充実した教育環境がありました。
この記事でわかること
- 南波雅俊アナの小学校・中学校・高校・大学の学歴
- 各学校時代のエピソードと部活動の実績
- 偏差値71の名門校出身という高学歴の秘密
南波雅俊アナの学歴一覧
南波雅俊アナウンサーの学歴を時系列で見ていきましょう。
学歴の全体像
- 小学校：詳細不明（東京都西東京市内の公立小学校と推測）
- 中学校：國學院大學久我山中学校（私立・中学受験）
- 高校：國學院大學久我山高等学校（私立・内部進学）
- 大学：立教大学法学部政治学科
南波アナは中学受験を経て名門私立の國學院大學久我山中学校に入学し、高校まで一貫教育を受けました。その後、立教大学に進学という、典型的なエリートコースを歩んでいます。
小学校時代：多彩な習い事で才能を開花
南波雅俊アナの出身小学校は公表されていませんが、出身地が東京都西東京市であることから、西東京市内の公立小学校に通っていたと推測されます。
幼少期の多彩な習い事
南波アナは幼少期から様々な習い事をしていました。
主な習い事
- 絵画
- 少林寺拳法
- 水泳
- サッカー
- 野球
この豊富な習い事の数から、実家が裕福で教育熱心な家庭だったことがわかります。多様な経験をさせることで、子どもの可能性を広げようとする両親の教育方針が感じられます。
小学4年生でB’zファンに
南波アナの人生を変えた重要な出来事が、小学4年生の頃に起こりました。
母親が車の中で流していたB’zのアルバム『B’z The Best “Pleasure”』を聴いたことがきっかけで、稲葉浩志さんの大ファンになったのです。南波アナは「このアルバムで稲葉浩志の歌声を聞くたびに、自分にこんな声を出せないことが悔しいと感じた」と振り返っています。
この時から始まったB’z愛は、現在のTBSでのモノマネ披露につながっています。
野球への情熱が芽生えた時期
小学校時代には野球も習い事として取り組んでおり、この頃からスポーツアナウンサーへの憧れが芽生え始めたと考えられます。
中学校時代：國學院久我山で野球とB’zに打ち込む
國學院大學久我山中学校に中学受験で合格
南波アナは中学受験を経て、私立の名門校・國學院大學久我山中学校に入学しました。
國學院大學久我山中学校の基本情報
- 所在地：東京都杉並区久我山
- 設立：1942年
- 種別：私立・男女別学（男子部と女子部に完全分離）
- 偏差値：60前後（中学受験時）
- 特徴：進学校でありながら部活動も盛ん
この学校は中高一貫教育を提供する名門校で、特にラグビー部、サッカー部、硬式野球部が都内屈指の強豪として知られています。
野球部で投手として活躍
南波アナは中学時代、野球部に所属しピッチャーとして活躍しました。
中学野球部での実績
- ポジション：投手
- 最速球速：135km（中学3年生時）
中学3年生で最速135kmを記録したことは、当時としてはかなりのハイレベルです。この実力があったからこそ、高校でも野球を続け、甲子園を目指すことになります。
B’zのモノマネが日課に
中学時代の南波アナの特徴的なエピソードが、B’zのモノマネです。
2001年、中学1年生の時に初めてB’zのライブに行き、西武ドームで稲葉浩志さんのパフォーマンスに魅了されました。会場で購入したライブDVD『once upon a time in 横浜 ～B’z LIVE GYM’99 “Brotherhood”～』を見ながら、毎日2時間ほど稲葉さんのマネをして歌うことが日課になったそうです。
南波アナ本人は「中学3年間は部屋でDVDを見ながら2時間くらいモノマネをするのが日課でした。週5日はやっていたと思います」と語っています。
近隣への音漏れ対策として雨戸を閉め切った自室で練習していたというエピソードからは、真剣にB’zへの愛を追求していた様子がわかります。
少林寺拳法で全国大会5位入賞
野球とB’z以外にも、南波アナは中学時代に少林寺拳法で素晴らしい実績を残しています。
なんと全国大会で5位に入賞という快挙を達成しました。南波アナは「少林寺拳法を通じて、勝つために必要な心構えやチームワークを学びました」とインタビューで語っており、この経験が後のキャリアにも影響を与えたことがわかります。
野球、B’z、少林寺拳法と、多方面で才能を発揮していた中学時代は、南波アナの基礎を作った重要な期間でした。
高校時代：國學院久我山で斎藤佑樹と対戦
國學院大學久我山高等学校に内部進学
南波アナは中学からそのまま内部進学で、國學院大學久我山高等学校に進学しました。
國學院大學久我山高等学校の基本情報
- 偏差値：71（高校受験時の外部生）
- 特徴：都内有数の進学校、部活動の強豪校
- 卒業生：多数のスポーツ選手、アナウンサー、著名人を輩出
この高校は偏差値71という超難関校でありながら、部活動でも全国レベルの実績を誇る文武両道の名門です。
野球部でピッチャーとして甲子園を目指す
高校でも野球部に所属し、投手として活躍しました。南波アナは甲子園出場を目指して日々練習に励んでいましたが、残念ながら甲子園出場は叶いませんでした。
ハンカチ王子・斎藤佑樹と対戦経験
高校野球での最も印象的なエピソードが、早稲田実業の斎藤佑樹投手（通称：ハンカチ王子）との対戦です。
斎藤佑樹さんは2006年の夏の甲子園で優勝し、準決勝での延長15回引き分け再試合など、伝説的な活躍を見せた投手です。南波アナはその斎藤投手と実際に試合で対戦した経験があります。
この対戦経験は、南波アナにとって忘れられない思い出となり、後に「自分が実況される側から実況する側になりたい」という思いを強くするきっかけとなりました。
アナウンサーを目指すきっかけ
南波アナがアナウンサーを目指すようになったのは、高校野球時代の経験が大きく影響しています。
本人は「高校野球で自分の試合が実況されたことが大きなきっかけでした」と語っています。自分のプレーが実況アナウンサーによって伝えられる様子を聞いて、「実況する側になりたい」と思うようになったのです。
甲子園出場という夢は叶いませんでしたが、この挫折が新たな夢への第一歩となりました。
大学時代：立教大学でアナウンサーの道へ
立教大学法学部政治学科に進学
高校卒業後、南波アナは立教大学法学部政治学科に進学しました。
立教大学法学部政治学科の基本情報
- 偏差値：62.5〜71
- 所在地：東京都豊島区西池袋
- 特徴：伝統ある私立大学、リベラルアーツ教育
立教大学は東京六大学の一つで、多くのアナウンサーを輩出している名門大学です。
なぜ法学部政治学科を選んだのか
野球一筋だった南波アナが、なぜ法学部政治学科を選んだのかは明らかにされていません。
しかし、アナウンサーという公共性の高い職業を目指す上で、政治や法律の知識を学ぶことは有益だと考えた可能性があります。また、父親の職業や価値観が影響していた可能性も考えられます。
大学時代はラクロス部に所属
大学では野球から離れ、ラクロス部に所属しました。
新しいスポーツに挑戦したことで、視野が広がり、様々なスポーツを実況できるアナウンサーとしての基礎が築かれたと言えるでしょう。
アナウンサーになるための準備
大学時代、南波アナはアナウンサーになるために本格的な準備を始めました。
大学時代の活動
- ラジオ局でアルバイト
- アナウンススクールに通学
- アナウンサー採用試験の対策
実際に大学卒業時にはTBSの採用試験を受験し、最終面接直前まで進んだ経験があります。結果的にTBSには入社できず、NHKに入局することになりましたが、この時の経験が後のTBS移籍につながります。
高学歴の秘密：教育熱心な家庭環境
南波アナが偏差値71の國學院久我山、そして立教大学という高学歴を手に入れた背景には、恵まれた教育環境がありました。
裕福な家庭環境
幼少期から多数の習い事をさせてもらい、私立の中高一貫校に通わせてもらえたことから、実家が経済的に余裕のある家庭だったことがわかります。
教育熱心な両親
多様な習い事を通じて子どもの可能性を広げようとする姿勢、私立の名門校への進学、これらは両親が教育に対して深い理解と関心を持っていたことを示しています。
本人の努力と才能
もちろん、環境だけでなく南波アナ本人の努力と才能も大きな要因です。
- 野球で中学3年時に最速135kmを記録
- 少林寺拳法で全国大会5位入賞
- B’zのモノマネを毎日2時間練習
- 大学時代にアナウンススクールに通う
これらのエピソードから、南波アナが目標に向かって努力を惜しまない性格であることがわかります。
学歴がアナウンサーとしてのキャリアに与えた影響
南波アナの高学歴は、アナウンサーとしてのキャリアに大きく影響しています。
高い教養とコミュニケーション能力
名門校で学んだ経験は、報道番組やスポーツ実況で必要とされる高い教養とコミュニケーション能力の基礎となっています。
「Nスタ」や「ひるおび」といった報道・情報番組でMCやプレゼンターを務められるのは、大学で政治学を学んだ知識が活きているからでしょう。
多様なスポーツ経験が実況に活きる
野球、少林寺拳法、ラクロスなど、様々なスポーツを経験したことで、WBC、サッカー、バレーボール、陸上など、多様なスポーツの実況ができる土台が作られました。
2023年のWBC実況では、野球経験者ならではの深い理解と情熱的な実況が評価され、アノンシスト賞を受賞しています。
B’z愛がバラエティでの個性に
中学時代から続けているB’zのモノマネは、TBS移籍後に大きな武器となりました。
「ラヴィット！」でのB’z完コピは視聴者に大きなインパクトを与え、「好きな男性アナウンサーランキング」で上位にランクインする人気につながっています。
國學院久我山出身の著名人
南波アナの母校・國學院大學久我山は、多くの著名人を輩出しています。
主な卒業生
- 上野聡行（熊本県民テレビアナウンサー）
- 江橋摩美（元山形放送アナウンサー）
- 小野龍猛（バスケットボール選手）
- AYAKA（NiziUメンバー）
- 石川由依（声優）
スポーツ選手、アナウンサー、芸能人など、幅広い分野で活躍する人材を輩出している名門校です。
まとめ：充実した教育が現在の活躍を支えている
南波雅俊アナウンサーの学歴は、小学校時代の多彩な習い事から始まり、中学受験で國學院大學久我山中学校に入学、高校でも甲子園を目指して野球に打ち込み、立教大学法学部で政治学を学ぶという、充実した教育を受けてきました。
南波アナの学歴のポイント
- 幼少期から多様な習い事で才能を開花
- 中学受験で偏差値60の名門私立に合格
- 中高時代は野球、少林寺拳法、B’zのモノマネに打ち込む
- 立教大学法学部で政治学を学び教養を深める
- アナウンサーになるため大学時代から準備
裕福で教育熱心な家庭環境、本人の努力と才能、そして多様な経験が組み合わさって、現在のTBSでの活躍につながっています。
2023年のWBC実況でアノンシスト賞を受賞、「ラヴィット！」でのB’zモノマネで人気急上昇と、南波アナのキャリアは今まさに絶頂期を迎えています。
高学歴と多彩な経験を持つ南波雅俊アナウンサー。その充実した学生時代が、現在の幅広い活躍の土台となっているのです。
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