【2025年最新】中村児太郎の現在は？DV問題後の活動状況と今後の舞台について

歌舞伎界の名門・成駒屋に生まれ、若手女形として注目を集めてきた六代目中村児太郎さん。2025年6月にDV疑惑が報じられてから、多くのファンが彼の現在の状況を心配しています。本記事では、中村児太郎さんの最新の活動状況についてまとめました。

この記事でわかること

中村児太郎さんは1993年12月23日生まれ、現在32歳の歌舞伎役者です。本名は中村優太さんで、屋号は成駒屋です。

父親は九代目中村福助さん、祖父は人間国宝の七代目中村芝翫さんという、歌舞伎界でも屈指の名門に生まれました。従兄弟には六代目中村勘九郎さんと二代目中村七之助さんがいます。

青山学院初等部から大学まで通い、学生時代はラグビー部に所属していた体育会系の一面も持っています。

2025年6月18日、週刊新潮がDV疑惑を報じました。報道によると、児太郎さんは妻に対して暴行を加え、妻は顔面骨折などの重傷を負ったとされています。

所属事務所は報道内容の一部を認め、児太郎さん本人も謝罪のコメントを発表しました。また、2021年に一般女性と結婚していたことも、この報道で初めて明らかになりました。

2025年7月2日、松竹株式会社から「七月大歌舞伎」を休演すると発表がありました。児太郎さん本人からの申し出を尊重した形での休演となり、予定されていた役はすべて代役に変更されました。

児太郎さんは父・九代目中村福助さんとともに、2025年8月に全国7カ所を巡る新作舞踊公演「伝統芸能の今-夢幻-」への出演が予定されていました。

当初の公演スケジュールは以下の通りでした。

複数の会場の公式サイトによると、児太郎さんは休演し、大谷廣松さんが代役として出演しました。福岡公演の大濠公園能楽堂の公式サイトには「出演を予定しておりました中村児太郎は休演し、大谷廣松が出演いたします」と明記されています。

2025年12月23日現在、中村児太郎さんの舞台復帰に関する公式な発表は確認されていません。

歌舞伎界の若手女形として高い評価を受けてきた児太郎さん。2024年には松尾芸能賞新人賞を受賞し、将来を期待されていただけに、今回の問題は本人にとってもファンにとっても大きな衝撃となりました。

児太郎さんは、坂東玉三郎さんの指導のもと『壇浦兜軍記』の阿古屋役で三曲を見事に披露するなど、着実に実力をつけてきました。『金閣寺』の雪姫、『鳴神』の雲の絶間姫など、数々の大役にも挑戦してきました。

現在は当事者間での話し合いが進められている段階とのことです。舞台への復帰時期については、本人の意向や関係者との調整次第となるでしょう。

中村児太郎さんは2025年6月のDV報道以降、7月の歌舞伎座公演、8月の全国公演を休演しています。2025年12月現在、舞台復帰に関する公式発表はなく、今後の動向が注目されています。

歌舞伎界の名門に生まれ、高い技術と美しい演技で評価されてきた児太郎さん。一日も早い問題解決と、舞台への復帰が待たれます。