女子走高跳のヤロスラワ・マフチク選手が競技中に寝袋で寝ている姿が話題になっています。
「眠れる森の美女」という愛称でSNSで注目されていますが、なぜマフチク選手は競技中に寝袋で寝ているのでしょうか。
驚かせている理由をリサーチしました。
ヤロスラワ・マフチク選手プロフィール
- 氏名:ヤロスラワ・オレクシイウナ・マフチク(Yaroslava Oleksiyivna Mahuchikh)
- 国籍:ウクライナ
- 出身地:ドニプロペトロウシク(現・Dnipro)
- 生年月日:2001年9月19日
- 種目:走高跳(Women’s high jump)
- 自己ベスト(屋外・公式記録):2.10 m(世界記録)。2024年7月7日にパリで記録
- 主な戦績:
- 2024年パリオリンピック:金メダル(女子走高跳)
- 2023年世界陸上:金メダル
- 2022年世界室内陸上:金メダル
- 2020年東京オリンピック:銅メダル(東京大会は2021年開催)
- 所属/クラブ:(公式プロフィールに準拠)Central Sports Club of the Armed Forces 等
マフチク選手が寝袋で寝る姿が話題に
マフチク選手が寝袋で寝る姿は、各試合で見られています。
2025東京世界陸上では、自分が一回飛んだ後、再度寝袋へ。寝ている間に全試合終了し、決勝進出が決まりました。
なぜ競技中に寝袋で寝ているのでしょうか。
なぜ競技中に寝るのか|3つの理由
自分のリズムを掴むルーティン
ーマフチク選手は、コーチの助言で2018年から寝袋で寝る習慣を始めました。
7年も続けており、大切なルーティンのひとつになっています。
東京の暑い気候の中でも寝袋を使う姿に、「暑くないの?」との声も。
しかし、マフチク選手は環境に左右されず、自身のコンディションを最優先に考える姿勢を貫いています。
リラックスするため
- 横になっていると快適で、スタジアムにいることを忘れられる。
- 雲を見たり、数を数えたり、深呼吸をしたりしてリラックスしている。
とインタビューで語っています。
リラックスすることで最高のパフォーマンスを引き出しているのです。
プレッシャーに打ち勝つため
競技中に寝ることで、試合のプレッシャーから解放され、マイペースに競技に臨むことができるとのこと。
精神を落ち着けることで集中力を維持しているのです。
なぜ寝袋を使うの?
血流を良くし、体の柔軟性を保つのが一番の目的です。
寝袋での休息は、体温を保ち、筋肉の緊張を和らげる効果があります。
長時間座ったままだと足に血が溜まってしまい、コンディションに悪影響があるため、横になって体を休めるのが効果的なのだそうです。
競技中に寝るのはあり?
走高跳では、自分の跳ぶ高さを選択し、低い高さのパスが可能なため、トップ選手は序盤で待機時間が長くなります。
試技と試技の間の待ち時間が20〜30分になることもあり、マフチク選手は待ち時間を睡眠時間にしています。
マフチク選手は、「1回しか飛ばなかったから元気いっぱい」とコメントをしています。
まとめ|マフチク選手が寝袋で寝るのはリラックスできるルーティン
マフチク選手が寝袋で寝るのは、ただ眠いからという理由ではないことが分かりました。
競技中に寝ることで、精神的な安定や身体のケアにつながっています。
これからもマフチク選手の活躍を応援したいです。