テレビやSNSで注目を集める兄弟お笑いコンビ「ドンココ」。
ナイジェリアと日本のハーフというルーツを持ち、兄弟ならではの息の合った掛け合いで話題を呼んでいます。
この記事では、ドンココの経歴や家族ルーツ、兄・ひろさんと弟・りゅうさんそれぞれの学歴・経歴をまとめました。
ドンココの経歴・プロフィール

「ドンココ」は、吉本興業に所属する兄弟お笑いコンビです。
2020年7月に結成され、同年の「M-1グランプリ2020」では一回戦を敗退するも、ナイスアマチュア賞を受賞。
現在はプロ芸人として活動しています。
メンバー | 本名 | 生年月日 | 出身地 |
---|---|---|---|
ひろ | 大久保 裕 オーサーオロナ | 1996年11月18日 | 神奈川県 |
りゅう | 大久保 龍 フォスター | 1999年3月18日 | 神奈川県 |
どこのハーフ?兄弟コンビの特徴と「ドンココ」という名前の由来
二人は、日本人の母親とナイジェリア人の父親のもとに生まれたハーフです。
ひろが5歳、りゅうが2歳の時に離婚したため父親とあまり関わりがなく、ナイジェリアに行ったこともないとYouTubeで話しています。

ナイジェリアの公用語である英語も話せない!
コンビ名「ドンココ」の意味
コンビ名は、結成時に父のLINEの名前が「ドンココ」であったことに由来しています。
結成直後にLINE名は「オバノ」に変わり、母や祖母からは「カール」や「アドゲ」と呼ばれていたため本名が分からなかったそうです。
しかし、パスポート取得のため戸籍謄本を取った際、父の本名がついに明らかになりました。
「アドゲアトゥベオバノ・オサセレ」
父の名前がドンココだと思っていたら違ったという衝撃エピソードはこちら↓

調べたところナイジェリアでも「ドンココ」は特定の意味を持つ言葉ではなさそうです。父のあだ名なのでしょうか。
ひろ(兄)の大学・経歴・エピソード
明治大学出身のお笑い好き
兄のひろさんは、明治大学理工学部出身で、「明治大学お笑いサークル木曜会Z」というお笑いサークルに所属していました。
1年生では「吉永櫻子」というコンビで活動しています。
2017年(大学3年)に「シャレボウズ」というコンビを結成し、M-1グランプリのアマチュア部門で2017〜2019年まで出場。(M-1コンビ情報)
当時の相方「大野倫」さんを調べても出てこないため、現在は芸能活動をしていないか、他の芸名で活動していると考えられます。
また、先輩の卒業ライブでは「アメリカ」というコンビで出演しています。
大学生YouTuberとしても活動
ひろさんは「オロナとマッシュ」としてYouTuber活動もしていました。
2017年10月にはクリエイター事務所のE-DGE(現BitStar Production)に所属しています。(過去にカノックスターやデカキンも所属)
現在チャンネルは削除されていますが、商品紹介や実験がメインコンテンツだったようです。
ケチャップドッキリで100万回再生されていることから、人気の様子が伺えますね。
相方のマッシュさんは「マッシュ【ストリート宇宙人】」というアカウントで、服やスニーカー、DIYメインの動画を配信して現在も活動されています。
また、2017年頃に「おるたなchannel」と複数の動画でコラボもしています。

「明治大学お笑いサークル木曜会Z」の先輩後輩関係ですね!
2019年の大学卒業を機に解散し、ひろさんは企業に就職しました。
会社員経歴を経て芸人ドンココへ
大学卒業後は大手企業に就職しましたが、面白い人生を歩みたいとの思いで、2020年10月にワタナベコメディスクールに入学しました。
大学を出るときに芸人になることは考えたんですが、リスキーすぎると思って就職しました。割と大手の企業に就職したので、お金はもらえたし仕事も楽しかったんですけど、そのまま死にゆく未来が見えたというか。もし今から死ぬまでに起こることが全てわかるとしたら、このままだと今後の人生があんまり面白くない気がして。芸人になって最悪何も得られなくても、芸人である方がいいと思って芸人になりました。
ワラパー 「『ドンココ』がSNSにたくさんいる理由は僕らにも分からない」魅力をまとう真逆の兄弟〈GEININ DATABASE file.2 ドンココ〉2022.9.28
2020年のM-1グランプリに弟・りゅうと出場したときはまだスクールに入っておらず、アマチュアとして参加し「ナイスアマチュア賞」を受賞しています。
とりあえず出てみようと、当時お笑い芸人には興味がなかったりゅうさんを誘って出場したとのこと。
スクール卒業後、2021年にワタナベエンターテイメントに所属しました。
2024年に退所し、フリーを経て現在は吉本興業に所属しています。
りゅう(弟)の大学・経歴・エピソード
弟のりゅうさんは、デザイン系専門学校に通っていたことをインタビューで話しています。
卒業直前、兄のひろさんに誘われてM-1グランプリに挑戦したことがきっかけで、芸人としての道を歩み始めました。
僕も元からお笑いは好きだったんですけど、パフォーマーになるつもりはありませんでした。誘われた当時、デザインの専門学校に行っていて、自分が考えたものを形に落とし込んでそれをどう面白いか伝えることはしていたんですよ。「お笑い芸人にならないか」と誘われて考えてみると、お笑いも表現も同じなのかな、と思いました。ついでに裕を見ていて心配だったので「一緒にいてあげるか」くらいの感じで芸人になりました。
ワラパー 「『ドンココ』がSNSにたくさんいる理由は僕らにも分からない」魅力をまとう真逆の兄弟〈GEININ DATABASE file.2 ドンココ〉2022.9.28
就職はしないと決め、どうやって自分を表現していくのか模索している時期に偶然誘われたとのこと。
りゅうさんのクリエイティブな発想が、ネタ作りのスパイスにもなっているのではないでしょうか。
まとめ
ドンココは、ナイジェリア人の父と日本人の母を持つ兄弟コンビ。
コンビ名の「ドンココ」は父の名前に由来していたはずが、本名が異なることが明らかになりました。
明治大学出身の兄ひろさんは、大学時代からお笑いサークルに所属し、YouTuberとしても人気を集めていました。
弟のりゅうさんは、デザイン専門学校で得た表現する力を活かして活動しています。
今後の新しいネタやメディア出演にも注目です。
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