【堂上隼人は何者?】生い立ちから経歴まで元プロ野球選手の人物像を徹底解説

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堂上隼人(現在は美嶋隼人)という名前をニュースで目にして、「この人は何者なのか」「どんな生い立ちでプロ野球選手になったのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。本記事では堂上隼人さんの生い立ちから野球キャリア、そして現在に至るまでの経歴を詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 堂上隼人さんの生い立ちと野球人生のスタート
  • 独立リーグからプロ野球選手になるまでの経歴
  • メジャーリーグを目前に逃した経緯と現在の状況
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堂上隼人とは何者なのか

基本プロフィール

堂上隼人さん(現在の名前は美嶋隼人)は、元福岡ソフトバンクホークスの捕手として活躍したプロ野球選手です。

プロフィール概要

  • 名前:堂上隼人(どううえ はやと)※現在は美嶋隼人に改名
  • 生年月日:1982年3月12日(43歳)
  • 出身地:神奈川県横浜市神奈川区
  • 身長・体重:181cm、87kg
  • ポジション:捕手
  • 投打:右投右打
  • プロ在籍期間:2009年〜2012年(福岡ソフトバンクホークス)

中日の堂上兄弟との関係は?

インターネット上で「中日ドラゴンズの堂上剛裕・堂上直倫兄弟と親戚では?」という疑問を持つ方がいますが、これは完全な誤解です。

両者は全くの無関係

  • 苗字の読みが異なる:堂上隼人は「どううえ」、中日の堂上兄弟は「どのうえ
  • 出身地が異なる:堂上隼人は神奈川県横浜市、堂上兄弟は愛知県春日井市
  • 家族関係なし:血縁関係も親族関係も一切ない

中日の堂上兄弟は父親の堂上照さんも元プロ野球選手という野球一家として有名ですが、堂上隼人さんとは全く別の家系です。

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堂上隼人の生い立ち

幼少期から高校時代まで

堂上隼人さんは1982年に神奈川県横浜市で生まれ、幼い頃から野球に親しんできました。

学生時代の野球歴

  • 小学校・中学校:詳細は不明ですが、この頃から野球を続けていたと推測されます
  • 高校:神奈川県の私立武相高等学校に進学
  • 当時は内野手として活躍
  • 高校野球ファンの間では名の知れた存在だった

武相高等学校は併設型の中高一貫校で、体育コースもある学校です。堂上さんは野球部に在籍していたため、体育コースに所属していた可能性が高いとされています。

大学時代の飛躍

高校卒業後、堂上隼人さんは横浜商科大学に進学し、ここで野球人生の大きな転機を迎えます。

大学での活躍

  • 入学当初は三塁手だったが、捕手に転向
  • 横浜商科大学硬式野球部で3回もベストナインに選出
  • 2年生の2001年春:三塁手でベストナイン
  • 3年生の2002年春秋:捕手でベストナイン
  • 4年生の2003年秋:捕手でベストナイン
  • 2003年には第32回日米大学野球選手権大会に出場
  • 強肩強打の捕手として複数のプロ球団から注目される

ポジション転向が功を奏し、大学時代には将来を嘱望される捕手となりました。しかし、2003年のプロ野球ドラフト会議では指名されませんでした。

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堂上隼人の野球キャリア

社会人野球から独立リーグへ

大学卒業後、堂上隼人さんは社会人野球の強豪・日産自動車に入社します。

日産自動車時代(2004年〜2005年)

  • 社会人野球の名門チームに所属
  • しかし、入社2年目の2005年に退社
  • 退社理由は後に明らかになった犯罪歴による

日産自動車を退社した後、大学時代の監督に勧められ、独立リーグへの挑戦を決意します。

独立リーグでの大活躍

2006年4月、堂上隼人さんは四国アイランドリーグplus(当時)の香川オリーブガイナーズに入団します。

香川オリーブガイナーズでの成績

2006年シーズン

  • 当初は練習生として入団
  • 登録直後から大活躍を見せる
  • 打率.32711本塁打を記録
  • 首位打者と本塁打王の二冠を獲得
  • この活躍により一躍注目の選手に

2007年・2008年シーズン

  • 継続的に好成績を収める
  • 後期MVPやベストナインに選出
  • プロ野球のスカウトからも注目を集める

独立リーグでの活躍は目覚ましく、ドラフト指名漏れからの大逆転という形でプロへの道が開けてきました。

メジャーリーグへの道が閉ざされた理由

独立リーグでの活躍が認められ、堂上隼人さんにはメジャーリーグへのチャンスが訪れます。

ボストン・レッドソックスからの評価

  • 2008年1月、オーストラリアのアマチュアリーグに1ヶ月間派遣
  • ボストン・レッドソックスのスカウトが高く評価
  • トライアウトでも好評価を得る
  • 入団交渉まで進む

しかし、ここで大きな問題が発覚します。

メジャー入りが実現しなかった理由

  • オーストラリアで性犯罪を犯していたことが判明
  • この犯罪歴によりビザが下りず
  • メジャーリーグ入りの夢は幻に

この時点で既に性犯罪歴があったことが、後の報道で明らかになっています。

福岡ソフトバンクホークスへのプロ入り

メジャー入りは実現しませんでしたが、日本のプロ野球への道は開かれました。

2008年ドラフト会議

  • 福岡ソフトバンクホークスが育成ドラフト5位で指名
  • 球団は犯罪歴を認識していたが「更生した」と判断して指名
  • 入団時の契約金は育成選手のため300万円

プロ野球での成績(2009年〜2012年)

2009年シーズン開幕前に支配下登録され、正式なプロ野球選手となりました。

一軍での成績

  • 在籍4年間で一軍出場はわずか8試合
  • 通算安打:2本
  • 長打なし、打点なし
  • 推定年俸:最高で650万円
  • 4年間の年俸合計:約2130万円

守備面での評価

  • 強肩の守備型捕手として評価
  • 2010年には盗塁阻止率5割を記録(4試合で6度の盗塁企図のうち3度阻止)

打撃面では目立った成績を残せませんでしたが、守備面では一定の評価を得ていました。

球団契約解除と引退

プロ野球選手としてのキャリアは、突然の終わりを迎えます。

2012年の事件と処分

  • 2012年8月23日:性犯罪容疑で逮捕
  • 2012年8月24日:福岡ソフトバンクホークスが契約解除を発表
  • 2012年8月27日:自由契約選手として公示
  • わずか1ヶ月の間に3件の事件を起こしていたことが判明

刑事裁判

  • 2013年1月25日:福岡地方裁判所より懲役2年の実刑判決
  • 控訴するも2013年4月24日に控訴棄却
  • 懲役2年の実刑が確定

公判では「人として本当に間違ったことをした」と謝罪し、「二度と人の道に外れたような事件を絶対に起こしません」と誓約していました。

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改名後の人生と再犯

堂上隼人から美嶋隼人への改名

刑務所を出所した後、堂上隼人さんは「美嶋隼人」に改名しています。

改名の経緯

  • 改名の時期:2012年の契約解除後(正確な時期は不明)
  • 改名理由:公式には明らかにされていない
  • 推測される理由:
  • 心機一転を図るため
  • 過去の報道から距離を置くため
  • 新たな人生を歩むため

改名後は清掃業に従事していたと報じられています。

2025年の再逮捕

誓約したにもかかわらず、堂上隼人さん(美嶋隼人)は再び性犯罪で逮捕されています。

2025年の逮捕状況

  • 2025年6月12日:5回目の逮捕(不同意わいせつ)
  • 2025年7月7日:6回目の逮捕(不同意性交、容疑否認)
  • 2025年12月9日:7回目・8回目の逮捕(不同意わいせつ未遂2件)

被害状況

  • 確認されている被害者:11人以上
  • 被害者の年齢:10代〜20代の女性
  • 犯行期間:2020年〜2025年にかけて
  • 犯行場所:主に横浜市内の路上

2025年12月時点で、神奈川県警は一連の捜査を終結する方針を示しています。

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堂上隼人の人物像

野球選手としての特徴

長所

  • 強肩の守備型捕手
  • 独立リーグでは強打も発揮
  • 努力家で練習熱心だった

課題

  • プロレベルでの打撃力不足
  • 一軍での出場機会が限られた
  • メンタル面の問題(本人の公判での発言より)

犯罪を繰り返した背景

公判での堂上隼人さんの発言によると、犯行動機として以下のような理由を挙げていました。

本人が語った動機

  • 一軍での出場が少なく不安に駆られた
  • コーチとの人間関係に悩んでいた
  • しかし「原因は今もわからない」とも述べている

ただし、これらの理由は2012年当時のものであり、プロ野球引退後も犯罪を繰り返していることから、より深刻な問題があったと考えられます。

家族構成について

堂上隼人さんの家族に関する情報は、ほとんど公開されていません。

家族情報の現状

  • 両親や兄弟姉妹に関する情報:不明
  • 結婚の有無:2012年の逮捕報道時に「結婚したばかり」という記述があったが、その後の情報は一切なし
  • 離婚の可能性:報道が過去形で書かれていることから、離婚した可能性が高いと推測される
  • 子供の有無:不明

プライベートな情報が一切公開されていないため、家族構成については不明な点が多いです。

堂上隼人の経歴から見える問題点

スポーツ界の人物評価の課題

堂上隼人さんの事例は、プロスポーツ界における選手の素行調査や更生支援の重要性を浮き彫りにしています。

球団の判断

  • ソフトバンクホークスは犯罪歴を把握していながらドラフト指名
  • 「更生した」と判断したが、結果的に誤りだった
  • より厳格な調査と継続的なサポートの必要性

性犯罪の再犯問題

堂上隼人さんは約20年間にわたり性犯罪を繰り返しており、2025年12月時点で8回逮捕されています。

再犯の深刻さ

  • 2005年頃の初犯から2025年まで約20年間
  • 実刑判決を受けても再犯
  • 「二度と起こしません」という誓約も守られず

この事例は、性犯罪者に対するより効果的な再犯防止策の必要性を示しています。

まとめ

堂上隼人さん(現在の名前は美嶋隼人)は、神奈川県横浜市出身の元プロ野球選手で、独立リーグからソフトバンクホークスに入団した捕手です。

人物像のポイント

  • 1982年3月12日生まれ、神奈川県横浜市出身
  • 武相高校→横浜商科大学→日産自動車→香川オリーブガイナーズ→ソフトバンクホークス
  • 独立リーグでは首位打者と本塁打王の二冠を獲得
  • メジャーリーグ(レッドソックス)からの評価を受けたが犯罪歴によりビザが下りず
  • プロでは4年間で一軍8試合のみの出場
  • 2012年に性犯罪で逮捕され契約解除、懲役2年の実刑判決
  • 出所後に「美嶋隼人」に改名
  • 2025年に再び逮捕、合計8回の逮捕歴

中日の堂上兄弟との関係

  • 全くの無関係(苗字の読みも出身地も異なる)
  • 家族や親族ではない

堂上隼人さんの経歴は、才能がありながらも自らの行為により全てを失った選手の一例として、プロスポーツ界における素行管理と再犯防止の重要性を示しています。

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