ブレイキングダウン18のビンタ騒動で注目を集めた江口響選手。過去の服役経験を自ら公表していますが、逮捕歴や罪名の詳細はどうなのでしょうか。
この記事でわかること
- 江口響の服役経験と逮捕歴の有無
- ブレイキングダウン18ビンタ騒動の法的問題
- 逮捕される可能性と今後の展開
江口響の服役経験について|逮捕歴の真相
江口響選手は、自身の過去について隠さず語る姿勢で知られています。特に服役経験については、複数のメディアやSNSで自ら公表しており、多くの人が注目しています。
本人が公表している内容
江口選手は2023年10月に公開されたYouTube動画で「半年前に刑務所から出てきた」と発言しています。つまり、2023年4月頃に出所したことになります。
この発言から、江口選手には服役経験があることは事実です。刑務所に収監されていたということは、何らかの犯罪で起訴され、有罪判決を受けて実刑判決(懲役刑または禁錮刑)を言い渡されたことを意味します。
逮捕歴と前科の違い
法律的には「逮捕歴」と「前科」は異なります。
- 逮捕歴(前歴):警察に逮捕された記録。起訴されずに釈放された場合も含まれる
- 前科:有罪判決を受けた記録。刑務所に収監された場合は必ず前科がつく
江口選手は刑務所に服役していたため、前科があることは確実です。逮捕歴についても、前科があれば当然その過程で逮捕されているため、逮捕歴も存在すると考えられます。
罪名や詳細は非公表
しかし、江口選手は以下の点については一切公表していません。
- 具体的な罪名(何罪で有罪になったのか)
- 服役期間(何年間刑務所にいたのか)
- 事件の詳細
- 逮捕された時期
本人が「自分を変えたい」という思いから格闘技の世界に飛び込んだと語っており、過去を糧として前向きに生きている姿勢が伺えます。
服役経験から格闘技へ|更生の道
江口選手は出所後、人生をやり直すために格闘技の道を選びました。
短期間での実績
- 2023年4月頃:出所
- 2023年10月:ブレイキングダウン喧嘩自慢100人最強決定戦でベスト8
- 2024年3月:血闘祭ウェルター級初代王者
出所からわずか1年足らずで地下格闘技の王者となり、本人も「人生こっからイイ感じ」とSNSで前向きに発信しています。
富士見グループ代表としての活動
江口選手は千葉を拠点とする「富士見グループ」の代表を務めています。これは反社会的組織ではなく、地元の仲間たちのグループです。
本人は「若い子が変な方向に行かないようにしたい」と語っており、自身の過去を踏まえて更生を意識したリーダー像を示しています。
ブレイキングダウン18ビンタ騒動|新たな法的問題
2025年12月13日、江口選手は新たな問題を起こしました。
事件の経緯
ブレイキングダウン18の前日計量後のフェイスオフで、江口選手が対戦相手の竜選手に不意打ちの強烈なビンタを見舞いました。竜選手は後ろに倒れて後頭部を床に強打し、失神・痙攣する事態となりました。
竜選手の診断結果
翌日、竜選手は自身のSNSで「くも膜下出血で脳内に出血が発見されて、状態はよくないです」と報告。その後「症状も安定し、改善に向かっている」と更新しましたが、一時は深刻な状態でした。
処分内容
- 江口選手:朝倉未来CEOから2大会出場停止処分
- 試合:竜選手の負傷により中止
朝倉未来CEOは「不意打ちで失神させてしまうのは本当に良くない」と苦言を呈しました。
江口響は逮捕されるのか?法的問題を解説
今回のビンタ騒動を受けて、SNS上では「江口響は逮捕されるのではないか」という声が多数上がっています。
傷害罪の可能性
刑法上、他人の身体を傷害した場合は傷害罪(刑法第204条)が成立する可能性があります。
- 法定刑:15年以下の懲役または50万円以下の罰金
- くも膜下出血は明らかな傷害結果
法律的には、暴行によって相手が怪我をした場合、傷害罪が成立する可能性があります。
逮捕される可能性は?
しかし、現時点(2025年12月16日)で江口選手が逮捕されたという報道はありません。逮捕されない理由として、以下のような状況が考えられます。
1. 被害届の有無
刑事事件として捜査が始まるには、被害者である竜選手からの被害届や告訴が必要です。竜選手は現時点で「次回大会でKOして無念を晴らす」と語っており、刑事告訴ではなくリング上での決着を望んでいる可能性があります。
2. イベントの特殊性
ブレイキングダウンは格闘技イベントであり、参加者は一定のリスクを承知の上で参加しています。運営側も誓約書などで責任の所在を定めている可能性があります。
ただし、これは「試合中」の話であり、前日会見での不意打ち行為が許される理由にはなりません。
3. 和解の可能性
当事者間での示談や和解が成立すれば、刑事事件化しない可能性もあります。
SNSでの反応
事件はSNSで大炎上し、賛否両論が渦巻いています。
批判的な声
- 「これは傷害事件。逮捕されるべき」
- 「試合前に殴るなよ。あほか」(啓之輔選手)
- 「不意打ちってよ、一番ダセェだろ男として」(竜選手)
擁護的な意見
- 「ブレイキングダウンという界隈の特殊性」
- 「ビンタならOKという運営のルール」
しかし、大多数は江口選手の行為を批判する声が占めています。
江口響の現在とこれから
SNSでの開き直り?
江口選手は一時SNSで謝罪文を投稿したとされますが、すぐに削除。その後のSNS投稿では以下のような発言をしています。
「平手だったから失神ですんだけど、拳だったら殺人になってたから自分を褒めてる」
この発言は多くの批判を招き、「反省の色無し」「開き直っている」との声が上がっています。
今後の活動
江口選手は2大会出場停止処分を受けているため、次回のブレイキングダウン19、20には出場できません。最短でブレイキングダウン21から復帰可能となります。
竜選手は「名古屋大会(おそらくブレイキングダウン19)で江口をKOして無念を晴らす」と語っていますが、江口選手が出場停止中のため、実現は先送りとなる見込みです。
会社員としての立場
江口選手は株式会社YSKに勤務する会社員としても働いています。今回の騒動が会社での立場にどのような影響を与えるかは不明ですが、社会的な批判が大きいことから、何らかの影響が出る可能性もあります。
まとめ|逮捕歴と今後の展開
江口響選手について、以下のことが明らかになっています。
服役経験について
- 刑務所に収監されていた事実を本人が公表
- 2023年4月頃に出所
- 罪名や詳細は非公表
- 前科があることは確実、逮捕歴も当然存在する
ビンタ騒動について
- 竜選手をくも膜下出血の重傷を負わせた
- 2大会出場停止処分
- 現時点で逮捕はされていない
- 傷害罪が成立する可能性はあるが、被害届や告訴次第
今後の注目点
- 竜選手が刑事告訴するかどうか
- 江口選手が真摯に反省し、謝罪するか
- 運営側が再発防止策を講じるか
江口選手は過去の服役経験を乗り越えて格闘技で再起を果たしましたが、今回のビンタ騒動で再び大きな岐路に立たされています。前科がある身でありながら、今回の行為が新たな刑事事件に発展する可能性もあります。
格闘技は厳格なルールの下で行われるべきスポーツであり、会見での暴力行為は決して許されるものではありません。江口選手には真摯な反省と、被害者である竜選手への誠実な対応が求められています。
注意事項:本記事は2025年12月16日時点の公開情報をもとに作成しています。逮捕や起訴などの法的手続きについては、今後の展開によって変わる可能性があります。また、本記事は特定の個人を批判・擁護する目的ではなく、客観的な事実を伝えることを目的としています。

