桂正和は何者？代表作から学歴・経歴、現在の活動まで徹底解説

福井県生まれ千葉県育ちの漫画家・桂正和は、1962年12月10日生まれで、美少女とヒーローを描く作風で知られています。

本記事では、桂正和の経歴や学歴、代表作について詳しく解説します。

この記事でわかること

桂正和（かつらまさかず）は、1962年12月10日生まれの漫画家です。福井県で生まれ、幼少期に千葉県へ移り住みました。プロダクション名はSTUDIO K2Rで、2015年から嵯峨美術大学客員教授を務めています。

美少女の描写、特に女性キャラクターの魅力的な表現に定評があります。評価は日本国内にとどまらず、香港・台湾・アメリカ・フランスなど世界中のファンから支持されています。

1980年4月、高校卒業後に阿佐ヶ谷美術専門学校に入学しました。しかし、専門学校在籍中の1981年に漫画家デビューを果たし、その後中退しています。

高校卒業間際にフレッシュジャンプ賞に応募した作品が、後に伝説の編集者として知られる鳥嶋和彦の目に留まりました。また1980年には「ツバサ」で第19回手塚賞佳作を受賞しています。

1981年、専門学校在籍中に「転校生はヘンソウセイ!?」で第21回手塚賞準入選を受賞し、漫画家としてデビューしました。

1983年には「ウイングマン」で連載デビューを果たしました。この作品は、ヒーローものと美少女という新しい組み合わせで人気を博し、1984年にはテレビアニメ化され、桂にとって初のアニメ化作品となりました。

1989年には「電影少女」の連載を開始し、1992年まで続きました。この作品は実写映画やOVA化もされ、大きな反響を呼びました。

漫画連載だけでなく、キャラクターデザインの分野でも活躍しています。特にアニメ「TIGER & BUNNY」シリーズでは、ヒーローデザインとキャラクター原案を担当し、高い評価を得ています。

2024年8月、桂正和は公式X（旧Twitter）を開設しました。イラストやキャラクターデザインの仕事を中心に活動していることを報告し、最新情報を発信しています。

2024年には、デビュー作「ウイングマン」が実写ドラマ化され、テレビ東京で放送されました。桂正和本人も第5話にギャバンショーの演出家役でサプライズ出演しています。

2025年2月からは、テレビ朝日の「ガリベンチャーV」に「似顔絵捜査官桂正和」として不定期出演しています。また2025年10月には、BS-TBSの「X年後の関係者たち」に出演し、週刊少年ジャンプ黄金期について語りました。

2022年には、画業40周年を記念した展覧会「40th Anniversary 桂正和〜キャラクターデザインの世界展〜」を東京と大阪で開催しました。

桂正和は特撮作品、特に東映の変身ヒーローものに強い影響を受けています。「ウイングマン」のデザインも、デンジマンやウルトラマンから着想を得ています。

連載開始後には、ウイングマンの衣装を自らの体型に合わせてオーダーメイドで製作し、制作費用は100万円以上でした。この衣装を実際に着用して、単行本の写真撮影なども行いました。

早い時期から美少女の描写は高く評価されており、ファンレターでも「女の子が可愛い」との声が多く寄せられました。特に女性キャラクターの描写には定評があり、多くの漫画家からも称賛されています。

桂正和は、1962年生まれの福井県出身の漫画家です。阿佐ヶ谷美術専門学校在籍中の1981年にデビューし、「ウイングマン」「電影少女」「I”s」など数々のヒット作を生み出してきました。

現在は漫画連載だけでなく、イラストやキャラクターデザインの分野でも幅広く活動しています。2024年には公式SNSを開設し、代表作「ウイングマン」の実写ドラマ化も実現するなど、画業40年以上を経た今も精力的に活動を続けています。

美少女とヒーローという独自の作風で、日本のみならず世界中のファンから愛され続ける桂正和。その作品は時代を超えて多くの人々に影響を与え続けています。