女子プロレス界で注目を集める上谷沙弥さん。2025年にはプロレス大賞MVPを女子選手として史上初受賞した彼女ですが、実はバイトAKB出身でアイドルを目指していました。一体どんな人物なのでしょうか?
この記事でわかること
- 上谷沙弥のプロフィールと現在の活躍
- バイトAKBからプロレスラーまでの経歴
- 2025年の最新活動とメディア出演情報
上谷沙弥のプロフィール
基本情報
- 本名: 上谷沙弥(かみたに さや)
- 生年月日: 1996年11月28日(29歳)
- 出身地: 神奈川県
- 身長: 168cm
- 体重: 58kg
- 血液型: AB型
- 所属: スターダム(H.A.T.E.)
- 異名: “闇に落ちた不死鳥”、”令和の極悪女王”
現在の活躍
2025年12月、東京スポーツ新聞社制定プロレス大賞のMVP(最優秀選手賞)を女子選手として史上初受賞しました。これは52年の歴史を持つプロレス大賞において画期的な出来事です。
現在はワールド・オブ・スターダム王座とSTRONG女子王座の2冠を保持し、女子プロレス界のトップに君臨しています。
上谷沙弥の経歴 – アイドルからプロレスラーへの道のり
幼少期〜高校時代:ダンスに明け暮れた日々
- 小学3年生〜高校卒業: LDHが運営するダンススクール「EXPG」に所属し、中学生時代にはヒップホップダンスの日本大会で優勝、ラスベガスで開催された世界大会で第2位に輝くなど、輝かしい実績を残しました
- 高校時代: EXILEのバックダンサーとして東京ドーム公演にも出演
2014年〜2015年:バイトAKB時代
2014年にバイトAKBのメンバーに合格し、時給1,000円でAKB48の正規メンバーと共に約6ヶ月間活動しました。この経験が彼女の芸能活動のスタートとなります。
アイドルへの挑戦と挫折
- バイトAKB卒業後もアイドルを諦めきれず、数々のオーディションに挑戦
- NGT48の1期生オーディションでは最終審査まで進むも不合格
- 「落ちまくった」という言葉通り、厳しい現実に直面
2016年〜2018年:新たな道を模索
- 2016年:太田プロダクションのワークショップに合格
- 2018年10月:スターダムアイドルズに加入
2019年:プロレスラーとしてのスタート
2019年1月よりスターダム練習生としてプロレスの道を歩み始め、8月10日後楽園大会でデビューしました。同年、「ルーキー・オブ・スターダム~2019年新人王決定トーナメント~」で優勝し、2019年新人王を獲得しています。
プロレスラーとしての主な戦績
2020年
- 2月16日:林下詩美の勧誘を受けユニット「Queen’s Quest」に加入
- ゴッデス・オブ・スターダム王座を獲得
2021年
- シンデレラ・トーナメントで初優勝
- 12月29日:両国国技館大会で中野たむを破りワンダー王座を初戴冠。同王座は歴代最多防衛V15を記録
2024年〜2025年:ヒールターンと飛躍の年
- 2024年6月22日:ユニット追放マッチで”1人QQ”に
- 2024年7月28日:札幌大会で突如H.A.T.E.に加入しヒールターン(悪役転向)
- 2025年4月27日:横浜アリーナで中野たむとの敗者引退マッチに勝利
- 2025年12月16日:プロレス大賞MVP受賞
2025年の最新活動 – メディアでも大活躍
テレビ出演
- TBS「ラヴィット!」:7月〜9月まで金曜日シーズンレギュラー
- TBS「KUNOICHI」(11月24日放送)、「SASUKE」(12月24-25日放送)、フジテレビ「ジャンオニ」(12月28日放送)など多数の番組に出演
ラジオ出演
- J-WAVE「MASSIVE HISTORIA」
- ニッポン放送「Radio X-over」
- 文化放送「アインシュタイン・山崎紘菜 Heat&Heart!」など
出版物
2025年2月20日には自伝「アイドルで落ちこぼれだった私がプロレス界のセンターに立った話」がKADOKAWAより出版されました。
上谷沙弥の魅力 – なぜ支持されるのか
ギャップが生む魅力
リング上では椅子で殴る極悪ヒールでありながら、メディアではキュートな一面を見せるギャップが多くのファンを魅了しています。本人も「メディアではちょっと違う一面を見せたりはしてるかな」と語っています。
女子プロレスへの貢献
上谷さんは「女子プロレスを広めること」を夢に掲げ、メディア出演を通じて積極的にプロレスの魅力を発信しています。2025年9月には、TBSでは51年ぶり、地上波23年ぶりの女子プロレス生中継がラヴィット!で実現しました。
ファン愛称「しもべ」
上谷さんのファンは「しもべ」と呼ばれ、独特な世界観を共有しています。
まとめ
上谷沙弥さんは、バイトAKBとしてアイドルを目指した過去から、プロレス界のMVPへと駆け上がった異色の経歴を持つプロレスラーです。
2025年には以下の成果を上げています:
- 女子選手史上初のプロレス大賞MVP受賞
- 多数のメディア出演で女子プロレスの認知度向上に貢献
- ワールド・オブ・スターダム王座を保持
アイドル時代の挫折を経験しながらも、プロレスという新たな居場所で輝きを放つ彼女の姿は、多くの人に勇気を与えています。
今後もリング内外での活躍から目が離せません。



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