松本尚の学歴・経歴まとめ|医師から政治家へ【コード・ブルーも医療監修】

政治
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2025年9月の自民党総裁選で高市早苗氏の推薦人を務めた松本尚衆議院議員。

1962年生まれの医師・政治家で、日本医科大学特任教授として救急医学、外傷外科学、消化器外科学、災害医学を専門としています。

日本でのドクターヘリによる病院前救急診療の第一人者として知られ、医療現場から政治の世界へ転身した異色の経歴を持つ人物です。

松本尚氏のプロフィール・基本情報

生年月日・出身地

1962年6月3日生まれ、石川県金沢市出身

学歴

金沢大学附属幼稚園から金沢大学附属高等学校まで一貫して金沢大学の附属学校で学び、1987年に金沢大学医学部医学科を卒業。

1994年に医学博士を取得し、2017年には英国アングリア・ラスキン大学で経営管理学修士(MBA)を取得しています。

現職

自由民主党所属の衆議院議員(2期)、外務大臣政務官、元防衛大臣政務官。日本医科大学特任教授、千葉県医師会顧問も務めています。

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医師としてのキャリア – 消化器外科から救急医療へ

消化器外科医時代(1987-2000年)

1987年に金沢大学医学部第2外科学教室に入局後、金沢大学医学部附属病院、黒部市民病院、富山県立中央病院、国立金沢病院で外科医として約10年間勤務しました。

救急医療への転向

2000年に日本医科大学救急医学教室に入局し、消化器外科から外傷外科に転向。この決断が、その後の日本の救急医療に大きな影響を与えることになります。

ドクターヘリ事業の立ち上げ

2001年、ドクターヘリ事業の開始にフライトドクターとして立ち上げに関わり、同事業を全国に普及させました。

2001年にドクターヘリを運用し始めたのは全国で3病院のみで、その1つが日本医科大学千葉北総病院でした。これまでの出動回数は国内最多の約1万3千回を数えます。

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ドクターヘリの第一人者として – 「コード・ブルー」医療監修

日本医科大学での活躍

2014年に日本医科大学教授に昇進し、日本医科大学北総病院救命救急センターを日本有数の救急医療施設に育て上げました。

「コード・ブルー」医療監修

2008年から人気ドラマ「コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-」の医療監修を務め、医療シーンが忠実に作り込まれているリアリティーを下支えしました。脚本の段階から関わり、医学的に不自然なところがないかをチェックする作業を行っていました。

メディア出演

2009年にはNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演し、フライトドクターの仕事が広く知られるきっかけとなりました。

災害医療への貢献

2011年の東日本大震災にはDMAT(災害派遣医療チーム)として福島県に出動し、災害医療の最前線で活躍しました。

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政治家への転身 – 2021年衆議院議員初当選

政治の道へ

2020年に千葉県医師会理事に就任し、産経新聞「正論」執筆メンバーに加わり、医療政策への提言を開始。2021年に公募により自民党衆議院千葉13区支部長に選ばれ、第49回衆議院議員総選挙に初当選しました。

選挙区

千葉県第13区(鎌ケ谷市・印西市・白井市・富里市・柏市の一部・船橋市の一部・印旛郡)

政治家としての活動

初当選後は防衛大臣政務官を務め、現在は外務大臣政務官として活動。2025年9月の自民党総裁選では高市早苗氏の推薦人を務めました。医療現場での経験を活かし、感染症対策や災害時医療体制の強化を訴えています。

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松本尚氏の専門分野と実績

専門分野

救急医学、外傷外科学、消化器外科学、災害医学

主な役職

  • 日本医科大学特任教授
  • 千葉県医師会顧問
  • 防衛省メディカルコントロール協議会部外有識者委員
  • 千葉県救急・災害医療審議会委員

医療監修作品

  • 「コード・ブルー」(フジテレビ)
  • 「イチケイのカラス」(フジテレビ)
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まとめ

松本尚氏は、日本でのドクターヘリによる病院前救急診療の第一人者として医療現場で数多くの命を救い、その経験を活かして政治の世界へ。医療政策の専門家として、今後の活躍が期待される政治家です。

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