Netflix映画『This is I』の主演に18歳の高校生・望月春希が抜擢され話題になっています。オーディションで「この役は望月さんしかいない」と満場一致で選ばれた新星・望月春希とは何者なのか。本記事では、彼のプロフィールや経歴、過去の出演作品について詳しく解説します。
望月春希のプロフィール
まずは、望月春希の基本的なプロフィールからご紹介します。
- 生年月日:2007年7月5日(18歳)
- 出身地:東京都
- 血液型:O型
- 身長:170cm
- 所属事務所:1カラット(フロム・ファーストプロダクション傘下)
- 習い事歴:バレエ3年、絵画7年
- 趣味:写真
- 特技:絵画
2007年生まれの望月春希は、現在18歳の高校生でありながら、俳優として活動する新進気鋭の若手です。東京都出身で、幼少期からバレエや絵画などの芸術的な習い事に取り組み、身体表現や視覚芸術の基礎を培ってきました。
望月春希は何者?アーティスト志向の若手俳優
望月春希を一言で表現するなら、「アーティスト気質の若手俳優」と言えるでしょう。彼は単なる俳優ではなく、多様な創作活動に取り組むクリエイターとしての顔を持っています。
15歳の時点で「俳優として芸能活動をしながら、絵画、造形、空間、写真、映像制作などのアート創作をしている」と語っていた望月。彼の創作への情熱は並々ならぬものがあります。
所属事務所のプロフィールによれば、物心ついた時から起きている時間のほとんどを創作に費やす日々を送っているといいます。紙とクレヨンから始まった創作活動は、年齢を重ねるごとに様々な材料や手法を取り入れ、身体表現や多様なツールを用いた多角的な取り組みへと発展してきました。
また、本物志向で実物や材料を集めるために国内外を問わず現地を訪れ、自分の目で確認するというこだわりを持っています。このような姿勢は、俳優としての役作りにも活かされているのでしょう。
興味深いのは、彼の将来のビジョンです。「俳優っていう仕事にやりがいや楽しさを感じているが、ひとつに決めているわけじゃない。夢はいくつあってもいい」と語る望月は、将来について「空間作品をつくってみたい。渋谷とかのでっかい街や、あるいは自然いっぱいのところで、外の世界と調和する、大きな作品でアクションを起こせたら」と夢を語っています。
俳優業を創作活動の一部として捉え、演技表現もアートの延長線上にあると考える望月春希。その独特な感性と表現力が、今回のNetflix映画主演抜擢につながったと言えるでしょう。
望月春希の経歴・出演作品
望月春希は若干18歳ながら、既にいくつかの作品に出演しています。主な出演作品を紹介します。
映画作品
『恋をするなら二度目が上等』(2024年)
宮田晃啓(16歳)役で出演。この作品は、テレビドラマの劇場版として公開され、望月は主人公の高校生時代を演じました。この作品での演技が評価され、彼の俳優としての可能性が注目されるきっかけとなりました。
その他にも、『違国日記』や『SPELL』といった映画作品に出演しています。
舞台作品
演劇『ライチ☆光クラブ』2025(2025年1月)
雷蔵役で出演。古屋兎丸の人気漫画を原作とした舞台作品で、望月は重要な役どころを演じました。舞台での生の演技力も高く評価されています。
また、『YOU CAN FLY!〜明日を信じて〜』などの舞台作品にも参加しています。
テレビドラマ
『終わりに見た街』、『恋をするなら二度目が上等』、『ブラックポストマン』といったテレビドラマ作品にも出演。着実にキャリアを積み重ねています。
その他の活動
SUPER BEAVERの楽曲『決心』のミュージックビデオに出演したり、「Gram&Groove2024」に参加するなど、音楽関連のプロジェクトにも積極的に取り組んでいます。
このように、映画、舞台、テレビドラマと幅広いジャンルで活動し、18歳にして既に豊富な出演経験を持つ望月春希。その演技の幅の広さと、ジャンルを問わない表現力が、今回のNetflix映画主演抜擢の決め手となったと言えるでしょう。
Netflix映画『This is I』主演抜擢の経緯
2026年2月にNetflixで世界独占配信される映画『This is I』は、望月春希にとって初の主演作品であり、世界デビュー作となります。
本作は、2008年にエアあややの口パクモノマネで一世を風靡したはるな愛(大西賢示)の半生と、性別適合手術を執刀した実在の医師・和田耕治との運命的な出会いを描く作品です。幼い頃から「本当の自分とは何なのか」に悩み、アイドルになる夢を諦めなかった少年・賢示の長い道のりを描く、勇気と再生の物語となっています。
望月春希の主演抜擢は、厳しいオーディションを経て決定されました。トランスジェンダー当事者を含む幅広い応募者が集まったこのオーディションは、複数回にわたって実施されました。
選考過程では、応募者一人一人と真摯に向き合いながら審査が進められましたが、最終的に望月春希の持つ「繊細な感情表現」と「突出した存在感」を目の当たりにした選考陣は、「この役は望月さんしかいない」と満場一致で決定したといいます。
オーディション後も、望月は演技レッスンや松本優作監督とのワークショップを重ね、役作りに徹底的に向き合いました。その真摯な姿勢も高く評価されています。
松本優作監督は「オーディションで大抜擢された主演の望月春希さんがとにかく凄まじい」とコメントしており、監督自身も望月の才能に太鼓判を押しています。
共演者には、医師・和田耕治役で斎藤工が出演。ベテラン俳優との共演も、望月春希にとって大きな学びの機会となることでしょう。
まとめ:世界が注目する新星・望月春希
望月春希は、アート活動と俳優業を両立する18歳の若手俳優です。物心ついた頃から創作活動に没頭し、絵画、写真、映像制作など多様な表現活動に取り組んできました。その表現力の延長として演技にも取り組み、映画、舞台、テレビドラマと幅広いジャンルで活躍しています。
2026年2月配信のNetflix映画『This is I』では、難しいオーディションを勝ち抜き主演に抜擢されました。繊細な感情表現と突出した存在感を持つ望月春希の、世界デビュー作となる本作への期待が高まります。
「夢はいくつあってもいい」と語る望月春希。俳優としてのキャリアはもちろん、アーティストとしても大きな可能性を秘めた彼の今後の活躍から目が離せません。
Netflix映画『This is I』の配信開始とともに、望月春希という名前は世界中に知られることになるでしょう。この新星の輝きを、ぜひ2026年2月の配信でご覧ください。



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