南波雅俊アナはなぜNHKからTBSへ移籍?理由は夢のWBC実況?異色の経歴を解説

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TBSの人気番組「ラヴィット!」でB’zのモノマネが話題の南波雅俊アナウンサー。実は、NHKから異例の移籍を果たした経歴の持ち主です。なぜ安定したNHKを離れTBSへの転身を決断したのでしょうか。

この記事でわかること

  • 南波雅俊アナがNHKからTBSへ移籍した具体的な理由
  • 移籍後に実現した夢と現在の活躍状況
  • 移籍までの経緯とキャリア採用の背景

南波雅俊アナのプロフィールと経歴

南波雅俊アナウンサーは1988年5月4日生まれ、東京都西東京市出身です。立教大学法学部政治学科を卒業後、2012年にNHKへ入局しました。

NHK時代の活動

NHK入局後は地方局を中心に活躍しました。

  • 岡山放送局(2012年〜2015年)
  • 大分放送局(2015年〜2017年)
  • 広島放送局(2017年〜2020年)

各地でスポーツ実況やニュース番組のキャスターを担当し、特に広島放送局時代には広島東洋カープの野球中継で実況を務めました。しかし、全国向けのスポーツ中継を担当する機会は限られていました。

高校時代の野球経験

國學院大學久我山高等学校の野球部でピッチャーとして活躍し、「ハンカチ王子」こと斎藤佑樹投手(早稲田実業)と対戦経験もあります。この野球への情熱が、後の移籍の大きな動機となりました。

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NHKからTBSへ移籍した3つの理由

1. WBCなど野球の国際大会で実況したかった

南波アナが移籍を決断した最大の理由は、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)やオリンピックなど、野球の国際大会で実況を担当したいという強い思いでした。

TBSはWBCの日本国内向け放送権を保有しており、国際大会の実況に力を入れています。高校時代から野球に打ち込んできた南波アナにとって、この環境は魅力的でした。

実際に移籍後の2023年、南波アナは念願のWBC実況デビューを果たしました。この実況は高く評価され、2023年度のアノンシスト賞「テレビ スポーツ実況部門」で優秀賞を受賞しています。

2. 「SASUKE」の実況を担当したかった

野球だけでなく、TBSが制作する人気番組「SASUKE」の実況も移籍の動機の一つでした。

南波アナは移籍直後の2021年12月、「SASUKE」第39回大会から実況を担当。スポーツアナウンサーとして幅広いジャンルに挑戦できる環境を求めていたことがわかります。

3. キャリア採用のタイミングが合致

2020年、TBSがスポーツ実況の経験者を「キャリア採用」で募集していることを偶然知った南波アナは、採用試験を受験しました。

実は南波アナは立教大学卒業時にもTBSの採用試験を受けており、最終面接直前まで進んだ経験がありました。縁があってNHKに合格しましたが、TBSへの思いは消えていなかったのです。

NHKに8年間在籍した後、2020年10月1日付でTBSへ移籍しました。

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移籍後の華々しい活躍

WBC実況で夢を実現

2023年のWBCでは、大谷翔平選手の活躍を伝える重要な役割を担当しました。特に開幕戦での実況はSNSで大きな話題となり、「実況できる喜びを噛み締め、プレッシャーとも向き合いながら真摯に臨みたい」というコメント通り、情熱的な実況を披露しました。

2024年1月のニューイヤー駅伝では、高崎第一中継所での実況が高く評価され、アノンシスト賞の受賞につながっています。

「ラヴィット!」でバラエティでも活躍

スポーツ実況だけでなく、朝の情報バラエティ番組「ラヴィット!」にも出演。NHK時代は控えていたB’zのモノマネを解禁し、稲葉浩志さんの完コピで歌う姿が視聴者に愛されています。

2023年には「好きな男性アナウンサーランキング」で初登場4位、翌2024年には2位にランクアップするなど、人気も急上昇しました。

現在のレギュラー番組

  • 「Nスタ」(金曜MC)
  • 「ひるおび」(月曜午後プレゼンター)
  • 「ラヴィット!」(不定期出演)
  • 「ふるさとの未来」(水曜深夜進行)
  • 各種スポーツ中継(野球、サッカー、バレー、陸上など)
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NHKからTBSへの移籍は異例?

南波アナのようにNHKから民放へ移籍するアナウンサーは実は珍しくありません。調査によると、1930年代から現在までに約31人の男性アナウンサーがNHKから民放へ移籍しており、移籍先の半数以上がTBSです。

同じくNHKからTBSへ移籍した土井敏之アナは入局2年目での転身でしたが、南波アナは8年間在籍した後の移籍という点で、より深い決意と覚悟が感じられます。

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まとめ:夢を追い続けた結果の成功

南波雅俊アナがNHKからTBSへ移籍した理由は、WBCなど野球の国際大会で実況したいという明確な目標がありました。安定したNHKを離れる決断は簡単ではなかったはずですが、自分の夢を追い続けた結果、2023年のWBC実況という形で見事に実現しました。

移籍後はスポーツ実況で高い評価を受けながら、バラエティ番組でも親しみやすいキャラクターで視聴者に愛される存在となっています。「挑戦」を選んだ南波アナの姿勢は、多くの人に勇気を与えているのではないでしょうか。

現在も「Nスタ」や「ひるおび」などの報道・情報番組、そして各種スポーツ中継で活躍を続けており、今後のさらなる活躍が期待されます。

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