TBSで活躍する南波雅俊アナウンサーは、「ラヴィット!」でのB’zモノマネやWBC実況で人気急上昇中です。そんな南波アナの気になる年収は一体どれくらいなのでしょうか。
この記事でわかること
- 南波雅俊アナの推定年収と給与の内訳
- TBSアナウンサーの年収水準とキャリア別の収入
- NHK時代とTBS移籍後の年収の変化
南波雅俊アナの推定年収は1000万円以上
南波雅俊アナウンサーの正確な年収は公表されていませんが、TBSアナウンサーの給与水準から推定すると、年収1000万円以上と考えられます。
TBSの平均年収は業界トップクラス
TBSホールディングスの平均年収は約1441万円〜1661万円と、民放キー局の中でもトップクラスです。アナウンサーも会社員であり、基本的にはこの給与体系に準じた待遇を受けています。
南波アナは2020年10月にTBSへ中途入社(キャリア採用)しており、2025年12月現在で入社5年目となります。TBSの給与体系を考慮すると、30代後半の中堅アナウンサーとして年収1000万円〜1300万円程度が推定されます。
複数の番組出演で収入アップの可能性
南波アナは以下のような複数のレギュラー番組を持っています。
- 「Nスタ」(金曜MC)
- 「ひるおび」(月曜午後プレゼンター)
- 「ラヴィット!」(不定期出演)
- 「ふるさとの未来」(水曜深夜進行)
- 各種スポーツ中継の実況
これらの番組出演や深夜・早朝の勤務に対する手当、残業代などが基本給に加算されるため、実際の年収はさらに高額になる可能性があります。
TBSアナウンサーの年収水準を詳しく解説
南波アナの年収を理解するために、TBSアナウンサー全体の給与水準を見ていきましょう。
年代別の推定年収
TBSアナウンサーの年代別推定年収は以下の通りです。
- 20代(入社1〜5年目):年収550万円〜800万円
- 30代(入社6〜15年目):年収800万円〜1200万円
- 40代(入社16年目以降):年収1200万円〜1500万円
南波アナは1988年5月4日生まれで、2025年12月現在37歳です。TBSには2020年に入社しているため、社歴5年目となりますが、年齢や中途採用時の条件を考慮すると、30代後半の給与水準が適用されていると推測されます。
初任給と昇給システム
TBSの新卒アナウンサーの初任給は、2022年の募集要項によると月給275,054円(34時間分の固定残業手当64,054円を含む)です。基本給は約21万円で、残業代込みで27万円程度となっています。
年収に換算すると、初年度で350万円〜450万円程度(ボーナス込み)となり、そこから年功序列で徐々に昇給していく仕組みです。
特別手当と出演料の実態
TBSアナウンサーの年収には、以下のような特別手当が含まれています。
主な手当の種類
- 早朝手当(朝の情報番組出演時)
- 深夜手当(深夜番組の収録・放送時)
- 休日出勤手当(スポーツ中継など)
- 残業代(固定残業時間を超えた分)
南波アナの場合、「Nスタ」は夕方の生放送、「ひるおび」は昼の生放送、スポーツ中継は休日や夜間が多いため、これらの手当が相当額加算されていると考えられます。
NHK時代との年収比較
南波アナは2012年にNHKに入局し、8年間在籍した後、2020年にTBSへ移籍しました。この移籍によって年収はどう変化したのでしょうか。
NHK時代の推定年収
NHKの平均年収は約1160万円で、TBSよりやや低い水準です。
南波アナがNHKを退職した2020年時点では、入局8年目の32歳でした。この時期のNHK職員の推定年収は600万円〜800万円程度と考えられます。
NHK時代は岡山、大分、広島の地方局を転々としていたため、全国放送への出演機会も限られており、給与も中堅職員の標準的な水準だったと推測されます。
TBS移籍で年収は大幅アップ
TBSへの移籍によって、南波アナの年収は大幅に増加したと考えられます。
年収増加の理由
- TBSの平均年収がNHKより高い(約280万円の差)
- 全国ネットの番組への出演機会が激増
- スポーツ中継の実況機会が大幅に増加
- バラエティ番組への出演(NHK時代は不可能)
TBSのキャリア採用時の年収レンジは650万円〜1300万円程度とされており、南波アナの場合は8年のアナウンサー経験と実績を評価されて、中〜上位の条件で入社したと推測されます。
現在は入社5年目で実績も十分に積んでいることから、年収1000万円以上は確実と言えるでしょう。
南波アナの収入を支える主な番組と仕事内容
南波アナの年収を支えている主な仕事内容を詳しく見ていきましょう。
レギュラー番組の出演
「Nスタ」(金曜MC)
夕方の報道・情報番組でメインキャスターを務めています。生放送のため高い技術力と集中力が求められる仕事です。
「ひるおび」(月曜午後プレゼンター)
昼の情報番組で週1回レギュラー出演しています。視聴率の高い人気番組での出演は、アナウンサーとしての評価を高める重要な仕事です。
「ラヴィット!」(不定期出演)
朝の情報バラエティ番組に不定期で出演し、B’zのモノマネで視聴者を楽しませています。バラエティでの活躍は、NHK時代にはできなかった貴重な経験です。
スポーツ実況での活躍
南波アナの最大の強みはスポーツ実況です。
主な実況担当
- WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)
- プロ野球中継
- Jリーグサッカー中継
- バレーボール
- 陸上競技・駅伝
- 競馬
特に2023年のWBC実況は高く評価され、アノンシスト賞「テレビ スポーツ実況部門」で優秀賞を受賞しました。この実績は、今後の年収アップにもつながる重要な評価です。
その他の仕事
- 「SASUKE」の実況
- 各種特番のナレーション
- 企業イベントの司会(副業として可能性あり)
これらの多岐にわたる仕事が、南波アナの年収を押し上げている要因となっています。
キー局アナウンサーの年収ランキング
南波アナの年収を相対的に理解するため、主要キー局のアナウンサー年収を比較してみましょう。
民放キー局の平均年収比較
- フジテレビ:平均年収1482万円
- TBS:平均年収1441万円
- 日本テレビ:平均年収1453万円
- テレビ朝日:平均年収1342万円
- テレビ東京:平均年収1256万円
- NHK:平均年収1160万円
TBSは民放キー局の中でも2位の高年収を誇っており、南波アナもこの恩恵を受けていると言えます。
トップアナウンサーの年収事例
参考までに、TBSのトップアナウンサーである安住紳一郎アナの推定年収は1億円以上と言われています。安住アナは2023年に役員待遇に昇進しており、局アナとしては異例の高待遇です。
南波アナも今後、実績を積み重ねて人気が上昇すれば、同様に高年収を得られる可能性があります。
フリー転身の可能性と推定年収
南波アナがもしフリーアナウンサーに転身した場合、年収はどうなるのでしょうか。
フリー転身のメリット
- 年収が2〜3倍以上になる可能性
- 出演番組を自由に選択できる
- 多様な仕事にチャレンジできる
南波アナの現在の人気と実力を考えると、フリー転身すれば年収2000万円〜3000万円程度は十分に可能と推測されます。特にスポーツ実況とバラエティの両方をこなせる稀有な存在として、高い需要が見込まれます。
フリー転身のデメリット
- 収入が不安定になる
- 人気が下がれば仕事が激減する
- 福利厚生や退職金がなくなる
- 事務作業など裏方の負担が増える
南波アナがTBSに残り続ける理由
南波アナは現時点でフリー転身の噂はなく、TBSで着実にキャリアを積んでいます。
TBSに残るメリット
- 安定した収入と福利厚生
- WBCなど大型スポーツイベントの実況機会
- バラエティとスポーツ実況を両立できる環境
- 将来的な昇進の可能性
TBSはスポーツ中継に強く、南波アナが目標としていたWBCの実況も実現できました。安定した環境で自分のやりたい仕事ができている現状では、無理にフリー転身する必要はないのかもしれません。
南波アナの年収は今後さらに上昇する可能性大
南波雅俊アナの現在の推定年収は1000万円〜1300万円程度と考えられます。TBSアナウンサーとして5年目を迎え、スポーツ実況とバラエティの両方で確固たる地位を築いています。
今後の年収アップの要因
実績の積み重ね
- WBC実況でのアノンシスト賞受賞
- 「好きな男性アナウンサーランキング」で上位常連
- SNSでの高い人気と知名度
番組出演の増加
- レギュラー番組の継続・増加
- 大型スポーツイベントの実況機会
- バラエティ番組での活躍拡大
キャリアパスの可能性
- 社内での昇進(係長、課長クラスへ)
- 看板番組のメインキャスター抜擢
- 特別手当や役職手当の増加
南波アナはまだ37歳と若く、これから10年、20年とキャリアを積み重ねることで、年収1500万円〜2000万円クラスのトップアナウンサーになる可能性も十分にあります。
まとめ:実力と人気を兼ね備えた高年収アナウンサー
南波雅俊アナウンサーの推定年収は1000万円以上で、TBSの給与水準と彼の実績を考えると、今後さらなる年収アップが期待できます。
NHKからTBSへの移籍は、年収面でも大きなプラスとなり、やりたかったWBC実況という夢も実現しました。スポーツ実況の実力とバラエティでの親しみやすいキャラクターを兼ね備えた南波アナは、TBSにとって貴重な人材です。
2023年のアノンシスト賞受賞や人気ランキング上位入りなど、実績も着実に積み重ねており、今後の活躍と年収の上昇に注目が集まります。
アナウンサーという職業は華やかに見える一方で、早朝・深夜・休日の勤務も多く、高い技術力と責任が求められる仕事です。南波アナの高年収は、こうした努力と実力の結果と言えるでしょう。






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