肉乃小路ニクヨの経歴は？証券会社・保険会社での実績と現在の活動を調査！

慶應義塾大学卒業後、証券会社・銀行・保険会社で10年以上のキャリアを積んだ肉乃小路ニクヨさん。現在は「ニューレディ」という独自の肩書きで、経済愛好家・コラムニストとして活躍されています。

この記事でわかること

• 肉乃小路ニクヨさんの証券会社・銀行・保険会社での具体的な経歴
• 金融業界で培った知識と現在の活動への活かし方
• 2024年から2025年にかけての最新の活動状況

肉乃小路ニクヨさんのプロフィール

基本情報

• 生年月日：1975年5月23日生まれ（2025年時点で49歳、5月に50歳を迎える予定）
• 出身地：千葉県
• 学歴：渋谷教育学園幕張高等学校卒業、慶應義塾大学総合政策学部（SFC）1999年卒業
• 現在の肩書き：ニューレディ、経済愛好家、コラムニスト、YouTuber
• 所属：ホリプロスポーツ文化事業部（2024年4月より）

金融業界での経歴詳細

証券会社時代（1999年～）

慶應義塾大学を卒業後、証券会社に就職したニクヨさんですが、入社直前の1999年3月末に劇症肝炎を発症し、入院を余儀なくされました。同期が研修を受けている4月を病院のベッドで過ごし、5月に出社したものの病み上がりで体力が続かず、わずか2〜3ヶ月で退職することになりました。

非正規雇用時代の再スタート（20代）

証券会社を退職後、ニクヨさんは以下のような経歴を歩みます。

• 証券会社のコールセンターでアルバイト
• 銀行で派遣社員として金融商品の営業を担当
• この間、家賃3万2000円の四畳一間（風呂・トイレ共同）のアパートで生活

取得資格

• 証券外務員一種
• 投資信託販売の資格
• 保険販売の資格

銀行時代は教育制度が充実しており、投資信託や保険について学ぶことができました。夜はドラァグクイーンとして活動し、1999年のドラァグクイーンの全国大会「DIVA JAPAN」で優勝するなど、二足のわらじを履いていました。

外資系保険会社での正社員時代（30代～42歳）

30歳を目前に、同級生とのキャリアの差に焦りを感じたニクヨさんは、外資系保険会社に正社員として転職します。

保険会社での実績

• 販売支援と営業企画の業務を担当
• がむしゃらに働き、マネジャークラス（管理職）まで昇進

しかし、2011年の東日本大震災の影響で勤務先が事業規模を縮小し、一度解雇されます。その後呼び戻されて再び働くものの、事業の後始末をするような状況が続きました。

42歳での独立とフリーランスへの転身

金融業界で10年以上のキャリアを積んだニクヨさんは、42歳で会社員生活に区切りを付け、フリーランスの女装家として独立します。

独立後の活動（2017年～）

• ゲイバーのママとして水商売経験を積み、接客とコミュニケーション能力を磨く
• 2019年に公式YouTubeチャンネル「肉乃小路ニクヨ」を開設
• Yahoo!JAPANクリエイターズプログラムでの動画配信を開始

2023年～2025年の最新活動状況

著書の出版

1冊目（2023年10月）
『確実にお金を増やして、自由な私を生きる! 元外資系金融エリートが語る価値あるお金の増やし方』（KADOKAWA）

2冊目（2024年10月）
『いま必要なお金のお作法 幸せを呼ぶ40のマネープラン』（KADOKAWA）

新NISAブームも相まって、異色の「お金のプロ」としてメディアやイベントで引っ張りだこの存在となりました。

現在の主な活動（2024年～2025年）

• ホリプロ所属：2024年4月よりホリプロスポーツ文化事業部に所属
• YouTubeチャンネル：チャンネル登録者数10万人超（2024年時点）
• ラジオ番組：ベイエフエム「日曜の夜もパラダイス」毎週日曜21:30～21:57
• 連載：日経クロスウーマンWEB「ニクヨの色メガネ」（2025年2月より新連載開始）
• テレビ出演：コメンテーターとして多数出演
• 講演・イベント：金融リテラシーをテーマとした講演活動

2024年の振り返りと現状

2024年12月のインタビューでニクヨさんは、ホリプロのサポートを受けて順調かつ快適に仕事ができた一年だったと振り返っています。新NISA開始、株価上昇と暴落、米国大統領選挙など、世界の変化に敏感になりながら、自分の意志で変化し続けることを意識されているそうです。

金融業界経験を活かした現在の強み

証券会社、銀行、外資系保険会社での経験を持つニクヨさんは、以下のような視点で情報発信を行っています。

• お金のプロとしての実践的なアドバイス：投資信託、保険、資産形成についての専門知識
• 人生経験に基づく説得力：非正規雇用から管理職まで経験した幅広い視点
• 独自の観察眼：水商売での接客経験で培った人間観察力
• 親しみやすい発信スタイル：難しい金融の話を分かりやすく伝える能力

お金への姿勢

ニクヨさんは幼少期から両親が商売をしている家庭で育ち、自然とお金に興味を持つようになったそうです。「レジの周りにいるのが好き」「銀行で両替機をずっと見ている少年だった」というエピソードからも、生まれながらの経済愛好家であることがうかがえます。

まとめ

肉乃小路ニクヨさんは、慶應義塾大学卒業後、証券会社での挫折、非正規雇用での苦労、外資系保険会社での管理職経験という波乱万丈な金融キャリアを歩んできました。42歳でフリーランスとして独立後は、YouTuber、著者、コラムニストとして活動の幅を広げ、2024年からはホリプロ所属のタレントとして新たなステージに立っています。

2025年に50歳を迎えるニクヨさんは、金融業界で培った専門知識と、独自の人生経験を活かして、お金や人生についての発信を続けています。「ピンチはチェンジ（変化）のチャンス」という前向きな姿勢で、これからも多くの人に影響を与え続けることでしょう。