参議院議員の寺田静さんは、2025年7月の参院選で再選を果たし、現在2期目を務めています。そんな寺田静さんの夫は、衆議院議員の寺田学さんです。2025年9月19日、寺田学さんは次の選挙に立候補せず、今期限りで政界を引退することを発表しました。
政治家夫婦として注目を集める二人ですが、夫の寺田学さんのイケメンぶりや、驚きの引退理由について詳しくご紹介します。

寺田学さんのプロフィール
寺田学さんは1976年秋田県横手市生まれで、横手高校、中央大学を卒業後、三菱商事に入社して東南アジア諸国を担当しました。2003年に秋田1区から衆議院議員に初当選し、現在7期目で在職20年を数えます。
民主党政権では、菅直人内閣と野田佳彦内閣で内閣総理大臣補佐官を務め、特に東日本大震災に係る原発事故対応や社会保障と税の一体改革を担当しました。
政治一家に生まれ、父は参議院議員や秋田県知事などを歴任した寺田典城氏です。
イケメンと評判の寺田学さん
寺田学さんは、端正な顔立ちと知的な雰囲気で「イケメン政治家」として知られています。商社マン出身という経歴もあり、ビジネス界でも政治の世界でも活躍できる洗練された印象を持っています。
2003年の初当選時は27歳で、当時最年少での当選を果たしました。政治家としての実績だけでなく、そのルックスも含めて多くの支持を集めてきました。
妻・寺田静さんとの出会いと結婚
寺田静さんは1975年秋田県横手市生まれで、早稲田大学人間科学部を卒業後、東京大学生産技術研究所で勤務しました。
2009年9月に寺田学さんと結婚し、その後は川口博衆議院議員の公設秘書や、義父である寺田典城参議院議員の事務所を手伝っていました。
2013年に長男を出産し、2019年には自ら参議院議員選挙に立候補。秋田選挙区で初当選を果たしました。
驚きの政界引退理由
家族との両立の困難さ
2025年9月19日、寺田学さんは「妻の政治活動を優先するため、家事や育児の負担を一層私が担う」とのコメントを公表し、政界引退を表明しました。
「限られた時間と労力のなかで、家事や子育て、介護を両立させることはほぼ不可能だった」と振り返り、現実的な判断として引退を決意したといいます。
子育てとの向き合い方
長男が小学6年生になり、子どもの内面に向き合う必要性が増してきたことも大きな理由です。学校のコミュニティーの中での楽しいことやつらいことを、子どもと一緒に乗り越えていきたいという思いが強くなったと語っています。
夫婦での話し合い
夫婦の間では、数年前から断続的に「夫か妻のどちらかがこの世界を去ること」について話し合ってきたといいます。
妻の寺田静さんは「女性が不足している国会にはあなたが残るべきだ、特に、秋田の女性国会議員は1人だけなのだから」という夫の強い意志もあり、今回の結論に至ったと説明しています。
秋田での地元活動の課題
秋田県全域が選挙区である寺田静さんは、全県各地から様々な会合の招待を受けます。妻が参加するため夫が子どもの面倒をみる場面も増え、秋田市を選挙区とする夫の地元活動が乏しくなり、それは近年の選挙結果にも現れていました。
このような状況の中で、家族としての時間と政治活動のバランスをどう取るかが大きな課題となっていたのです。
これからの寺田学さん
寺田学さんの議員としての仕事は、解散もしくは任期満了まで続きます。引退後は家事や育児により多くの時間を割き、妻である寺田静さんの政治活動をサポートしていく予定です。
寺田静さんは「公私共にかけがえのないパートナーである夫と、形は変わりながらも、これからも支え合いながら共に秋田と日本のために働いていきたい」と語っています。
まとめ
イケメン政治家として知られる寺田学さんの引退は、多くの人々に驚きを与えました。しかし、その背景には現代社会が抱える共働き夫婦の子育てや介護との両立という、多くの家庭が直面する課題がありました。
政治家としての実績を持ちながらも、家族を第一に考えて引退を決意した寺田学さん。その決断は、これからの働き方や家族との向き合い方について、私たちに大きな示唆を与えてくれるのではないでしょうか。
夫婦で支え合いながら、これからも秋田と日本のために活動を続ける寺田夫妻の今後に注目が集まります。



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