Tylaとは何者?経歴とヒット曲を解説!来日ライブでBE:FIRSTと共演

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BE:FIRSTとの共演で話題のTyla(タイラ)。2025年11月の有明アリーナ公演が発表され、日本でも注目度が急上昇中の彼女は一体何者なのか。南アフリカ出身の新星シンガーの経歴と魅力を詳しく解説します。

Tylaとは何者?基本プロフィール

Tyla(タイラ)は、南アフリカ・ヨハネスブルグ出身の若きシンガーソングライターです。2002年1月30日生まれの現在23歳で、本名はTyla Laura Seethal(タイラ・ローラ・シーサル)。

彼女の音楽の最大の特徴は、ジャンルの境界を超えた独自のサウンドです。南アフリカ発祥の「アマピアノ」をベースに、ポップ、R&B、アフロビーツを巧みに融合させた音楽性は、世界中の音楽ファンを魅了しています。Tylaは自らの音楽スタイルを「ポピアノ」と表現し、アマピアノとポップミュージックを組み合わせた新しいサウンドを確立しました。

繊細で確かな歌唱力、セクシーでパワフルなダンスパフォーマンス、そして圧倒的なビジュアルを兼ね備えた、まさに新世代のポップアイコンとして注目されています。

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Tylaの経歴:デビューから現在まで

2019年:音楽キャリアのスタート

Tylaは音楽一家で育ち、幼少期からマイケル・ジャクソンやリアーナ、アリーヤ、カッシーなどのアーティストに憧れを抱いていました。高校生の頃からInstagramにオリジナル楽曲やカバー曲を投稿し、その才能がマネージャーの目に留まります。

2019年、わずか17歳でファーストシングル「Getting Late」(featuring Kooldrink)をリリース。この楽曲は南アフリカ国内で成功を収め、国際的な存在感を示しました。当時、Tylaは大学で鉱業工学の学位取得を目指していましたが、音楽への情熱から大学を休学し、アーティストとしての道を選びます。

2021年:本格的なキャリアのスタート

2021年、Tylaはエピック・レコードと契約し、本格的なキャリアをスタートさせます。

2022年には、Netflixのドラマ「ブラッド&ウォーター」に使用されたシングル「Overdue」をリリース。同ドラマは南アフリカ映画テレビ賞で「最優秀テレビドラマ賞」を受賞しており、Tylaの知名度をさらに高めることとなりました。

2023年3月にはMajor Lazerとのコラボレーションシングル「Ke Shy」を、5月にはナイジェリア出身の注目シンガーAyra Starrとのコラボ曲「Girl Next Door」をリリース。これらの楽曲で着実にファンベースを拡大していきました。

2023年:世界的ブレイク

2023年7月、Tylaの運命を変える楽曲「Water」がリリースされます。この曲は瞬く間に世界的大ヒットとなり、TikTokでの「#waterchallenge」がバイラル化。南アフリカのダンス「バカルディ」を取り入れた振付と、曲にちなんで自分に水をかける振付が特徴的で、世界中のユーザーが参加しました。

「Water」はBillboard Hot 100で最高18位を記録し、南アフリカのアーティストとして55年ぶりに同チャートにランクイン。南アフリカのソロアーティストとしては史上初の快挙を達成しました。現在までに総再生数は14億回を突破し、日本国内でも1,900万回以上再生されています。

この成功により、Tylaは初めてのステージとなるミラノファッションウィークのドルチェ&ガッバーナのアフターパーティーに出演するなど、ファッション業界からも注目を集めるようになります。

2024年:飛躍の年

2024年2月、Tylaは第66回グラミー賞で「最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス賞」を受賞。22歳という若さでの受賞は、アフリカ出身アーティストとして史上最年少でのグラミー受賞となりました。

2024年3月には待望のデビューアルバム『TYLA』をリリース。全14曲を収録したこのアルバムは、トラヴィス・スコット、Tems、Gunna、Becky Gなど豪華アーティストが参加し、音楽批評メディア「Pitchfork」で10点中8点を獲得するなど、高い評価を得ました。

8月にはサマーソニック2024で初来日を果たし、その圧巻のパフォーマンスが大きな話題を呼びました。また、パリ五輪前夜祭やヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーへの出演、メットガラ2024では話題の「砂のドレス」で登場するなど、音楽シーンだけでなくファッションアイコンとしても注目を集めました。

2025年:さらなる躍進

2025年7月、Tylaは4曲入りのEP『WWP(We Wanna Party)』をリリース。「Bliss」「IS IT」「Dynamite」(featuring Wizkid)などを収録したこのEPは、次のフルアルバムへの橋渡しとなる作品で、ダンスフロアを意識したパーティーサウンドが特徴です。

そして2025年11月11日(火)、有明アリーナで日本初の単独公演を開催することが決定。スペシャルゲストとしてBE:FIRSTを迎え、アジア5都市ツアー(東京、バンコク、香港、マニラ、シンガポール)の一環として行われます。サマーソニック以来、約1年ぶりの来日となり、ファンの期待が高まっています。

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代表曲「Water」の魅力と影響力

「Water」は、Tylaを世界的アーティストへと押し上げた代表曲です。2023年7月にリリースされたこの楽曲は、アマピアノをベースにポップ、R&B、アフロビーツを融合させた魅力的なサウンドが特徴です。

曲の最大の魅力は、南アフリカのダンスカルチャーを世界に発信したことです。首都プレトリア発祥の「バカルディ」というダンスを取り入れた振付は、ヒップを震わせて腰をくねらせ足首をひねる動きが特徴で、欧米では「トゥワークとベリーダンスのミックス」とも表現されています。

TikTokでの「#waterchallenge」は瞬く間に拡散され、K-POPアイドルを含む世界中のユーザーが参加。この曲の成功により、トラヴィス・スコットやマシュメロとのリミックスバージョンも制作され、さらなる注目を集めました。

「Water」はグラミー賞受賞のきっかけとなっただけでなく、アマピアノというジャンルを世界に広めた歴史的な楽曲として評価されています。

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Tylaの音楽的特徴:「アマピアノ」とは

Tylaの音楽を語る上で欠かせないのが「アマピアノ」です。アマピアノは南アフリカ発祥のダンスミュージックジャンルで、ハウス、ヒップホップ、ジャズ、クワイトミュージックを融合させた最新のサウンドです。

特徴的な「ログドラム」という深いベース音が印象的で、Tylaは14歳の時にKwiish SAの楽曲でアマピアノに衝撃を受けたと語っています。彼女はこのアマピアノと西洋のポップミュージックを融合させ、「ポピアノ」という独自のスタイルを確立しました。

「ずっとポップスターになりたいと思っていたけど、その中でも特にアフリカのポップスターになりたかった。私の音楽の根底には、南アフリカやアフリカ全域のアマピアノのリズムがある」とTyla自身が語るように、彼女の音楽はアフリカの文化を世界に発信する役割も担っています。

ジャスティン・ビーバーやリアーナに憧れながらも、母国の音楽を大切にするTylaのスタンスは、多くのファンから支持されています。

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2025年11月の日本公演情報

開催日: 2025年11月11日(火)
会場: 有明アリーナ
スペシャルゲスト: BE:FIRST

今回の公演は、アジア5都市ツアー「WE WANNA PARTY ASIA TOUR」の一環として開催されます。サマーソニック2024以来、約1年ぶりとなる来日で、日本初の単独公演として大きな注目を集めています。

スペシャルゲストとして、2025年に4大ドームツアーを成功させ、初の海外ツアーでも躍進を遂げたBE:FIRSTを迎えることが発表されました。日本を代表するダンス&ボーカルグループと、世界を席巻する南アフリカの新星シンガーとの共演は、音楽ファンにとって見逃せないステージとなるでしょう。

最新EP『WWP』を引っ提げた公演では、「Water」をはじめとするヒット曲はもちろん、新曲も披露される予定です。Tylaの圧倒的なパフォーマンスを生で体験できる貴重な機会となっています。

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まとめ

Tyla(タイラ)は、南アフリカから世界に羽ばたいた新世代のポップアイコンです。わずか23歳で、グラミー賞を受賞し、世界中の音楽チャートを席巻する彼女の快進撃は、まさに音楽史に刻まれる偉業と言えるでしょう。

アマピアノを世界に広めた功績、歌唱力とダンスとビジュアルすべてを兼ね備えたトータルアーティストとしての魅力、そしてアフリカの文化を誇りを持って発信する姿勢は、多くの人々に勇気と感動を与えています。

日本でも「Water」をはじめとする楽曲が人気を集め、サマーソニック2024での初来日公演は大成功を収めました。2025年11月の有明アリーナでの単独公演は、BE:FIRSTとの共演も相まって、さらに大きな話題となることは間違いありません。

「10年後には世界一のポップスターになっていたい」と語るTylaの夢は、着実に現実のものとなりつつあります。今後のさらなる活躍に、世界中が注目しています。

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