モデルの冨永愛さんのパートナーとして注目を集める俳優・山本一賢さんですが、ネット検索で「山本一賢 起訴」というワードが表示され、多くの方が驚かれています。しかし、山本一賢さん本人は起訴されていません。この記事では、なぜこのような検索ワードが生まれたのか、映画「火の華」で実際に何が起きたのか、最新情報をもとに真相を解説します。
この記事でわかること
- 山本一賢さんは起訴されていない事実と誤解が生まれた背景
- 映画「火の華」で起きた出演者兼プロデューサーの傷害事件の詳細
- 映画の公開延期から2025年10月公開までの経緯
山本一賢さんは起訴されていない!誤解の背景とは
結論:山本一賢さん本人に事件はない
まず重要な事実として、山本一賢さん自身が起訴されたり、逮捕されたりした事実は一切ありません。俳優として真摯に活動を続けており、本人に不祥事はありません。
なぜ「起訴」という検索ワードが出現したのか
山本さんが主演を務める映画「火の華」の公開直前に、出演者兼プロデューサーの男性が映画とは関係のない場所で起こした傷害事件によって逮捕・起訴されるという出来事がありました。
この事件報道により、映画に関わる人物として山本さんの名前も注目され、検索エンジンの予測変換に「起訴」という言葉が関連付けられてしまったのです。
映画「火の華」で実際に何が起きたのか
傷害事件の概要
2024年11月4日、出演者兼プロデューサーを務めたキム・チャンバ氏が重傷害容疑で逮捕されました。事件は2024年9月に都内の飲食店で発生した暴行事件で、キム氏は傷害容疑で逮捕され、その後起訴されました。
この事件は映画制作中のトラブルではなく、完全に私生活で起きた出来事でした。
映画公開への影響
報道前の11月14日には東京・渋谷のユーロライブで完成披露試写会が行われ、小島央大監督と共同企画・脚本にも名を連ねる主演の山本一賢さんが登壇し、トークイベントも開催していました。
しかし、週刊誌報道を受けて事態は一変します。
2024年11月29日、製作・配給元のアニモプロデュースは「出演者兼プロデューサーを務めた人物が起訴されたという事実を受け、関係各所との協議の結果、12月13日の新潟先行公開および12月20日の全国公開を取りやめ、延期する決定をいたしました」と発表しました。
公開延期から映画公開までの道のり
執行猶予付き判決と公開再決定
2025年4月にキム氏の傷害事案に関する執行猶予付き判決が確定し、刑事事件が終了したことなども受け、製作側は映画の扱いについて再検討を行いました。
2025年8月7日、アニモプロデュースは映画「火の華」を10月31日から東京・ユーロスペースほか全国順次公開することを発表しました。
公開再決定の理由として、製作会社は次の点を挙げています。
- 刑事事件が執行猶予付き判決で終了したこと
- 作品そのものに罪はないという考え
- 製作会社・配給会社の責任と使命
作品は再編集なしで公開
製作側は再編集は行わず、オリジナルのまま上映することを明らかにしました。2025年10月31日に全国公開され、翌11月1日には公開記念舞台挨拶が東京・渋谷ユーロスペースで行われました。
山本一賢さんと映画「火の華」について
山本一賢さんの役割
山本一賢さんは「火の華」で主人公の島田東介を演じ、さらに共同企画・脚本にも名を連ねています。この作品は、2016年に起きた自衛隊の日報隠蔽問題をモチーフに、国連平和維持活動で心に傷を負った元自衛官が新潟で花火職人として再起を期すオリジナルストーリーです。
作品の特徴と評価
監督は長編デビュー作「JOINT」で新藤兼人賞銀賞に輝いた小島央大氏で、企画・脚本・編集・音楽までを手がけました。山本さんは前作「JOINT」でも主演を務めており、小島監督とは信頼関係の厚いパートナーです。
作品の見どころ
- 新潟県での実写撮影にこだわった花火シーン
- 元自衛官やジャーナリストへの徹底取材
- PTSDの深刻さを見据えた社会派ドラマ
- 大貫妙子&坂本龍一による主題歌「Flower」
まとめ:山本一賢さんへの誤解を解消
改めて整理すると、以下の点が明確です。
事実確認のポイント
- 山本一賢さん本人は起訴されていない
- 事件を起こしたのは映画の出演者兼プロデューサーであるキム・チャンバ氏
- 山本さんは主演俳優として作品に真摯に向き合っていた
- 映画「火の華」は2025年10月31日に無事公開された
ネット検索で「山本一賢 起訴」という言葉が表示されることで、多くの方が誤解を抱いてしまいましたが、山本さん本人には何ら問題はありません。
冨永愛さんとの間に新しい命を授かったことも発表され、俳優としてもプライベートでも充実した日々を送られています。今後も山本一賢さんの活躍から目が離せません。


